2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械工作法Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柴田・髙橋(博) | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E24L |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械工作法Ⅰは、各種の機械製品を製作するうえで、極めて大きな役割を持つ機械加工技 術である。これは、技術と工学を総合したもので、機械製品を製作するために重要な学問である。したがって本講義では、各種加工法の中でも鋳造加工、熱処理加工及び塑性加工の基礎的な事項について理解することを目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書の形式及びプロジェクタで講義を行う。また、演習問題1を配布する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | シラバス、教科書、参考書及び成績評価の説明、演習問題1配布及びその説明 |
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第2回 | 鋳造加工 1)模型:模型の種類、模型用材料、模型製作時の注意事項 |
第3回 | 2)鋳型:鋳型の種類、鋳型用材料、塗型材料 、造型(型込めの方法)、 造型に必要なもの |
第4回 | 3)溶解:溶解炉の種類とその特徴 4)鋳込み(注湯):鋳込み方法、鋳込み温度と鋳込み時間 |
第5回 | 5)鋳造後の処理:鋳造品の仕上げ、補修、枯し 6)鋳造品の不良の種類とその対策 |
第6回 | 7)鋳鉄以外の鋳造:鋳鋼、可鍛鋳鉄、非鉄合金鋳物 8)特殊鋳造法:ダイカスト、遠心鋳造、シェルモールド法、ロストワックス法、 フルモールド法 9)試験と検査:材料試験、水圧・気圧試験、検査 |
第7回 | 熱処理加工 1)加熱・冷却方法 2)焼ならし、焼なまし |
第8回 | 3)焼入れ、焼もどし |
第9回 | 塑性加工 1)鍛造加工:鍛造加工の特徴とその種類、自由鍛造、型鍛造、主な鍛造用材料 |
第10回 | 2)熱間鍛造、冷間鍛造、温間鍛造、鍛造用機械(鍛造用ハンマ、プレス、自動鍛造機械) 3)転造加工:転造加工の特徴、ねじの転造加工、歯車の転造加工 |
第11回 | 4)押出し加工:押出し加工法の種類、熱間押出し加工、冷間押出し加工 5)引抜き加工:引抜き加工法の種類、中実棒の引抜き、管材の引抜き |
第12回 | 6)管材加工:継目のある管の製造法、継目なしの管の製造法 7)圧延加工:分塊圧延、形材及び線材の圧延、板材の圧延、管材の圧延、圧延設備 |
第13回 | 8)板材加工:せん断加工、成形加工(曲げ加工、深絞り加工、張出し加工) プレス機械(機械プレス、油圧プレス)、試験と検査 |
第14回 | 演習問題1の解説 |
第15回 | 理解度確認テスト及びその解説 |
その他
教科書 |
竹中規雄 他編 『機械工作法』 産業図書 1982年
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参考書 |
日本機械学会編 『機械工学便覧』 日本機械学会
日本鋳造工学会編 『鋳造工学便覧』 丸善 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認テスト:約80%、演習、宿題及び授業への取組状況:20% 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
柴田研究室:213B室 高橋研究室:712室 E-mail:shibata@eme.cst.nihon-u.ac.jp Eーmail:takahasi@eme.cst.nihon-u.ac.jpTel:047(469)5270 Tel:047(469)5247 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 13:00 ~ 14:30 担当者:柴田(213B)
火曜 船橋 16:40 ~ 17:40 担当者:高橋(博)(712)
木曜 船橋 10:30 ~ 12:00 担当者:柴田(213B)
木曜 船橋 14:00 ~ 16:00 担当者:高橋(博)(712)
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学生への メッセージ |
「ものづくり」に興味を持ってほしい。 |