2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 力学演習Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 前田・山田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E42L |
クラス |
概要
学修到達目標 | 力学Iで学習した内容(質点の力学)について,基本法則や関係式等の具体的応用として,問題解法の基本的考え方・方法を学ぶことにより,基礎的計算力を養うとともに,種々の物理量の概念や基本法則・関係式の物理的内容に対する理解を深めることを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(1)毎回,演習課題を与え,問題解法の基本的考え方・方法について解説するとともに,各自で演習問題を解いていく。授業時間内に解いた問題も含めて,すべての演習問題を解き,レポートにまとめて次回の授業時に提出する。 (2)全演習問題の中から基本的問題,典型的問題を選んで,理解度確認テストを実施する。 |
履修条件 | 専門教育科目/選択(物理学分野) (1)同時に力学Iを履修すること。 (2)微分積分I・II,数学演習I・IIを履修していること。 (3)物理数学I,物理数学演習Iを履修していること。 |
授業計画
第1回 | 運動の記述 (1)直線上の運動と速度,加速度 (2)2次元平面での運動と速度ベクトル,加速度ベクトル (3)3次元空間での運動と速度ベクトル,加速度ベクトル |
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第2回 | 運動の法則(その1) (1)ニュートンの運動の3法則 (2)万有引力と地表付近での重力 (3)運動方程式の解き方─その1 |
第3回 | 運動の法則(その2) (4)運動方程式の解き方─その2 (5)空気抵抗を受けた物体の運動 (6)雨滴の落下(慣性抵抗) |
第4回 | 運動方程式の変形(その1) (1)エネルギー積分 (2)保存力と力学的エネルギー保存則 |
第5回 | 運動方程式の変形(その2) (3)運動量と力積 (4)運動量保存則 |
第6回 | 振動(その1) (1)単振動 (2)振り子の運動 |
第7回 | 振動(その2) (3)連成振動 |
第8回 | 振動(その3) (4)減衰振動 |
第9回 | 振動(その4) (5)強制振動 (6)共鳴現象 |
第10回 | 角運動量 (1)角運動量と力のモ-メント (2)2次元極座標での速度,加速度 |
第11回 | 惑星の運動(その1) (1)2次曲線の極座標表示 |
第12回 | 惑星の運動(その2) (2)万有引力を受けた惑星の運動 (3)惑星の軌道方程式 |
第13回 | 中心力による運動(その1) (1)有限物体からの万有引力 (2)宇宙探査機の運動 |
第14回 | 中心力による運動(その2) (3)ラザフォード散乱 |
第15回 | 理解度確認テスト及びその解説 |
その他
教科書 |
●今井功・高見穎郎・高木隆司・吉澤徴・下村裕 共著 『演習 力学[新訂版]』 セミナーライブラリ物理学=2 サイエンス社 2006年 第1版
●佐川 弘幸・本間 道雄 著 『力学』 物理学スーパーラーニングシリーズ 丸善出版 2012年 第2版
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参考書 |
●二宮正夫・並木雅俊・杉山忠男 著 『物理のための数学入門』 講談社基礎物理学シリーズ 10 講談社 2009年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
(1)授業及び課題レポートへの取組状況30%,理解度確認テスト70%の割合で総合的に評価する。 (2)出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄として取り扱い,学業成績を評価E(判定不可)とする。 (3)授業開始から30分を経過した後に入室した場合は,欠席として取り扱い,出席回数には数えない。 |
質問への対応 | 研究室で随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
前田(船橋校舎4号館4階441C号室) maeda.tomohito@nihon-u.ac.jp 山田(船橋校舎4号館4階441B号室) yamada.kenji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 4号館4階441B号室(山田)
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 4号館4階441C号室(前田)
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 4号館4階441B号室(山田)
金曜 船橋 12:15 ~ 13:15 4号館4階441C号室(前田)
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学生への メッセージ |
遠慮なくどんどん質問に来てください。 |