電子物性工学 (E43R)

学修到達目標	半導体デバイスの限界が叫ばれる昨今、新しい機能を持つ材料探索が急激に増加している。このような最先端の研究開発には、量子力学を基礎とした固体物理学の知識が必要である。本講義では、量子力学の基礎、それら知識を用いた固体物理の基礎を勉強する。
授業形態及び授業方法	講義
履修条件	力学・電磁気学の基礎、微分方程式の解法、量子力学の基礎を学んでいることが望ましい。

教科書	阿部正紀『電子物性概論　量子論の基礎』培風館坂田亮『物性科学』培風館各教科書（参考書）の関連する部分を読み比べる事を強く勧める。
参考書	『基礎電子物性工学』川辺和夫　他コロナ社『物性科学』坂田亮培風館『固体の電子論　バーンズ固体物理学３』長尾辰哉　他　訳東海大学出版『キッテル固体物理学入門　上』宇野良清　他　訳丸善『半導体工学の基礎』清水潤治コロナ社『半導体デバイス』松波弘之　吉本昌広共立出版『電子物性概論　量子論の基礎』阿部正紀培風館『量子力学（I)』小出昭一郎裳華房『量子力学　岩波基礎物理シリーズ５』原康夫岩波書店
成績評価の方法及び基準	総授業回数の５分の３(９回)に満たない場合は，履修放棄として評価Eとする。自宅テスト(3～4回)(25%)＋平常試験(75%)
質問への対応	随時
研究室又は連絡先	授業中に教える。
オフィスアワー	月曜船橋 09:00 ～ 13:10 4号館401室火曜船橋 09:00 ～ 14:50 4号館401室
学生へのメッセージ	理解度確認テストは、自宅テスト（3-4回程度）を基本として作成する。自宅テストの問題を解けるレベルであれば、平易に単位を取得できる。当然、自宅テストは、授業に沿った内容である。

2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科