基礎工学演習Ｃ (E62M)

学修到達目標	この科目は，静電界についての理解を深め，確かな問題解決力および問題発見力を養う。
授業形態及び授業方法	各講義のはじめに，前回の講義の重点項目について小テストとその解説による復習を行う。
履修条件	選択

第1回	ベクトルとスカラー：表記法，ベクトルの和，差，内積と外積，単位ベクトル，基本ベクトル
第2回	真空中の静電界：電界と電位
第3回	真空中の静電界：ガウスの定理の応用1
第4回	真空中の静電界：ガウスの定理の応用2
第5回	真空中の静電界：電気力線の発散とガウスの定理の微分形，直角座標系による divE=ρ/ε0 の表示
第6回	真空中の静電界：ラプラスの方程式
第7回	真空中の静電界：静電容量
第8回	中間テスト及び解説：真空中の静電界
第9回	誘電体中の静電界：誘電体中のガウスの定理とその応用
第10回	誘電体中の静電界：2種類の誘電体の境界条件
第11回	静電エネルギ：弧立帯電体と導体系の静電エネルギ，静電エネルギと導体に働く力
第12回	静電エネルギ：静電エネルギと誘電体に働く力，静電エネルギとトルクの関係
第13回	電気力線の方程式
第14回	静電界の特殊解法
第15回	理解度確認テスト及び解説

教科書	適宜プリントを配布する。
参考書	「電磁気学Ⅰ」，「電磁気学Ⅱ」で使用する教科書の他，「電磁気学」の参考書は多数あるので，図書館等で自分に合ったレベルの参考書を見つけること。
成績評価の方法及び基準	出席が総授業時間数の５分の３に満たない場合は履修放棄として取り扱い，学業成績の査定を行わない。また，３０分以内の遅刻は２分の１回分の出席として扱う。成績評価は，毎回の講義で行う小テスト及び課題レポート30％，中間テスト・理解度確認テスト70％の総合評価で行う。
質問への対応	随時受け付けるが，事前にメールによりアポイントをとることが望ましい。
研究室又は連絡先	研究室：船橋校舎４号館４階４４１Ａ号室(inoue.fumio＠nihon-u.ac.jp)
オフィスアワー	月曜船橋 13:20 ～ 14:50 火曜船橋 16:40 ～ 18:10
学生へのメッセージ

2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科