2015年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | バイオマテリアル | ||
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設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 小川 惠三 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K23F |
クラス |
概要
学修到達目標 | バイオマテリアルは先端化学の一つであり、社会の期待度も高く、学ぶ立場にとって興味のある分野です。一方、進展の速い応用分野のため、しっかりとした化学、生物などの基礎力も必要とします。これまでに学習してきた化学の知識を使い、社会との接点のある応用分野の勉強をしましょう。 |
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授業形態及び 授業方法 |
新聞などで報道されたトピックスも取り上げ、実生活でどのように利用されているかもわかるように授業を進めます。 |
履修条件 | 生命科学概論、有機化学Ⅰ、生化学、物理化学Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 序論 授業の概要 医療、医学における化学の役割 |
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第2回 | バイオマテリアルとは 生体適合性 |
第3回 | 生体構成成分1 生体分子の構造と機能 |
第4回 | 生体構成成分2 細胞・機関の構造と機能 |
第5回 | バイオマテリアルの種類 |
第6回 | バイオマテリアルの性質 |
第7回 | 平常試験およびその解説 |
第8回 | バイオマテリアルと生体の相互作用 免疫 |
第9回 | 再生医療1 細胞シート |
第10回 | 再生医療2 ES細胞とiPS細胞 |
第11回 | 平常試験およびその解説 |
第12回 | 生分解性バイオマテリアルとドラッグデリバリーシステム |
第13回 | 遺伝子治療 |
第14回 | バイオマテリアルの設計、生体由来材料の利用 |
第15回 | 総括、平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
石原一彦 畑中研一 山岡哲二 大矢裕一 『バイオマテリアルサイエンス』 東京化学同人 2003年 第2版
石原和彦他 『バイオマテリアルの基礎』 日本医学館 2010年 第1版
上記教科書は必ずしも購入する必要はありません。図書館や書店で自分に合う本を探して下さい。
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参考書 |
秋久俊博、長田洋子 『生体分子化学』 共立出版 2005年 第2版
堀内孝、村木俊 『臨床工学シリーズ12 医用材料工学』 コロナ社 2006年
上記以外にも多くの参考書があります。 大学の図書館を利用して各自が使い易い参考書を見つけて下さい。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み(20%)、授業中の演習(20%)、平常試験(60%) 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は履修放棄とみなし、成績の査定は行いません。 |
質問への対応 | 授業終了後の教室。また、オフィスでの質問も受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館3階835A号室 電話番号 内線5477 メールアドレス ogawa.keizou@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 小川惠三 船橋校舎835A
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学生への メッセージ |
医療分野など、化学の社会への貢献が期待される分野です。これまでに学んだ有機化学、生化学、物理化学、無機化学の知識をベースにして学習して下さい。 |