2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
河海工学特論Ⅳ
港湾・空港政策特論
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 安田 陽一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A25A |
クラス |
概要
学修到達目標 | これからの土木技術者の役割を考え、行動する技術者として活躍する素養を持つために、港湾と空港というフィールドを通じて、その歴史的変遷、現在の課題と将来展望を学び、自らも政策提案を試みることにより、土木技術者としての意識の高揚を図る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
国土交通省他の資料等による講義、現場視察として横浜港、羽田空港および港湾空港技術研究所の視察を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
港湾と空港に関する基本的な専門技術を予習すること。 |
授業計画
第1回 | 港湾空港政策の変遷、講師の体験に基づく土木技術者の役割 |
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第2回 | 国際コンテナ戦略港湾政策(産業競争力強化への取り組み その1) |
第3回 | 国際バルク戦略港湾政策(産業競争力強化への取り組み その2) |
第4回 | 東北太平洋沖地震災害の現状と課題(国土強靭化への取り組み その1) |
第5回 | 施設の老朽化対策の現状と課題(国土強靭化への取り組み その2) |
第6回 | 京浜港における港湾諸施設の視察および港湾空港技術研究所の視察 |
第7回 | 地方創生のための港湾活性化政策(企業誘致、クルーズ振興、港湾再開発) |
第8回 | 海洋国家形成に資する港湾政策(国境離島港湾、自然エネ政策、環境対策) |
第9回 | 港湾建設技術の現状と将来(埋立浚渫協会による講義) |
第10回 | 空港整備政策の変遷と課題 |
第11回 | 空港ターミナル計画および周辺対策の変遷と課題(環境対策、アクセス計画) |
第12回 | 羽田空港の視察 |
第13回 | 交通インフラの海外展開政策 |
第14回 | 国富を形成し、保全するために土木技術者に求められるもの |
第15回 | 提案政策の発表と全体討議 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
必要に応じて資料を配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
授業ごとに提出する課題レポートに基づき評価する。 |
質問への対応 | 原則として、授業中に行う。メールでの質問については、内容によってはメールで返答するが、日を改めて面会の上対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
環境水理研究室436号室 E-mail:yokyas@civil.cst.nihon-u.ac.jp, tel:03-3259-0409 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 17:00 ~ 19:00 436号室
金曜 駿河台 16:00 ~ 18:00 436号室
土曜 駿河台 18:20 ~ 20:00 436号室
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学生への メッセージ |
国家行政機関を通して土木技術者の役割を考え、行動する技術者として活躍することを希望する学生に是非受講してもらいたい。 |