2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
土木構造学特論Ⅷ
(コンセプチュアルデザイン論)
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 関 文夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A31B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 構造とカタチの関係を学び、構造物のデザインの展開の基礎を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義、レジュメ及び海外の論文等の配布 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
構造工学、英語 |
授業計画
第1回 | 橋の構造とカタチの変化 橋のカタチの変遷と歴史、橋の構造と産業、橋の材料特性 |
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第2回 | 鋼橋・RC橋の近代史 ローブリング他、R.マイヤール、サーリネン、モランディ他 |
第3回 | PC橋の近代史 E.トロハ、C.メン、F.レオンハルト、S.カラトラバ他 |
第4回 | 梁構造 梁構造の軽量化、合理化、複合構造、超高強度材料、桁橋のデザイン |
第5回 | ラーメン構造 ガンター橋、カラトラヴァの試作、フィーレンデールの可能性、鉄道橋のデザイン案 |
第6回 | トラス橋 1部材の欠損が全体崩壊へ、トラスの歴史、技術の原点は何か、トラスの発展構造 |
第7回 | アーチ橋 日本の名橋(錦帯橋、通潤橋)長大橋へ、アーチ橋のデザイン(ばんどうドイツ橋) |
第8回 | 吊橋 ブルックリン橋、世界の海峡を架ける、耐風技術、制震技術 |
第9回 | 斜張橋 20年の歴史、ケーブル技術、斜張橋を造る、世界が注目するミヨー高架橋 |
第10回 | エクストラドーズ橋 構造定義、日本が生んだ構造(小田原ブルーウエイ)、ニッチな構造、ズンニべルク、デザイン |
第11回 | 吊床版・張弦梁 歩道橋の新しい形式、自碇式、分離式、張弦梁構造、吊床版構造のデザイン |
第12回 | 構造のカタチと断面力の関係 ミラーシェイプ、軸力部材の組合せ、曲げ部材の限界、せん断を誘導する曲げ |
第13回 | 地形と橋梁のプロポーション プロポーションという概念、地形とのバランス、基本構造と流れ、構造と安定感 |
第14回 | 構造と断面力の関係 造形発想、カタチの洗練、断面力と造形、ものいうカタチ、ハイライトと造形の流れ、陰影 |
第15回 | 新しい橋の可能性 コンセプチュアルな表現、可能性を持つ材料、空間表現、構造表現、根底の技術とは |
その他
教科書 |
なし
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
講義時に紹介
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成績評価の方法 及び基準 |
討議内容及びレポート(5回程度) |
質問への対応 | オフィスアワーもしくはメイルにて |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 3号館338室 TEL 03-3259-0666 メイルアドレス seki@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 12:40
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学生への メッセージ |
土木構造物の最先端の情報とデザインの考え方がわかります。 |