2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
| 科目名 |
土木構造学演習Ⅳ
( 地盤およびコンクリート構造物の動的非線形解析 )
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| 設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 塩尻・小林 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜6 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A36B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 連続体理論等から導かれる、固体の動的な運動方程式の解法は、構造物等の地震時の安全性の評価などのため、それらの保守・設計に重要である。ここでは、主として地盤およびコンクリート構造の有限要素法に基づいた、解析法を理解する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
主として、Power Point,配付資料、および板書きで説明する。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容・ 受講のための 予備知識 |
選択、土木構造学特論 VI とともに受講することが好ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 授業の進め方、学習目標、評価方法等,および地盤中の地震波の伝搬について説明 |
|---|---|
| 第2回 | 地盤中の地震波の伝搬と、それに対する解法を説明 |
| 第3回 | 地盤の物性と、剛性と減衰を用いたモデル化について説明 |
| 第4回 | 地盤の物性と、弾塑性理論によるモデル化について説明 |
| 第5回 | 液状化現象とそのモデル化について説明 |
| 第6回 | コンクリート構造を構成している要素の物性とそのモデル化について説明 |
| 第7回 | コンクリート構造を構成している要素の破壊とそのモデル化について説明 |
| 第8回 | コンクリート構造のモデル化の概要について説明 |
| 第9回 | コンクリート構造のモデル化の詳細について説明 |
| 第10回 | 動的解析について説明 |
| 第11回 | 汎用コードの使用法の演習 |
| 第12回 | 汎用コードによるモデル化の演習 |
| 第13回 | 汎用コードによる梁構造解析の演習 |
| 第14回 | 汎用コードによる連続体解析の演習 |
| 第15回 | 汎用コードを用いた計算例の説明、課題の内容、提出方法などの説明 |
その他
| 教科書 |
特に指定しない．必要に応じてプリントを配布する．
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| 参考資料コメント 及び 資料（技術論文等） |
社団法人日本塑性加工学会 『非線形有限要素法』 コロナ社 1997年 第1版
吉田望 『地盤の地震応答解析』 鹿島出版会 2010年 第1版
中村光 『非線形解析によるコンクリート構造物の性能照査』 コンクリート技術シリーズ 土木学会 2005年 第1版
地盤技術者のためのFEMシリーズ編集委員会 『弾塑性有限要素法がわかる』 社団法人地盤工学会 2003年
『コンクリート系構造物の耐震設計法』 大内一 森北出版 2008年 第1版
非線形有限要素法の理論と解析について比較的コンパクトにまとめられている。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題、レポートの内容による。 |
| 質問への対応 | 塩尻：水曜12:20-13250,339号室(その他の時間はメール等で予約要,場所は未定、メール等 |
| 研究室又は 連絡先 |
メールhirooshio@M.jcnnet.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
連続体理論等から導かれる、有限要素法に基づく固体の動的な運動方程式の解法は、構造物等の地震時の安全性の評価などのため、それらの保守・設計に重要です。固体の材料非線形解析法に習熟して欲しい。 |