2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 空間構造デザイン特論 | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 宮里 直也 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C24A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築の空間構成にとって「構造」の果たす役割は極めて重要である。構造の根幹は「力学」であり、力の釣合いと力の流れに対する深い理解は構造設計の基本であり、構造デザインへの第一歩となる。建築の歴史は構造の歩みであり、柱のない空間の創造は古代より今日に至る人類の夢であった。「空間構造」の世界における力学・構造・空間の相関、材料・システム・ディテール・工法を包括するホリスティックな構造デザイン、建築家と構造家の協同といった諸相を通して、今日のデザインと構造のあり方を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
構造模型、OHP、スライドを用いて古今東西のすぐれた事例を紹介しながら、学習目標を達成する。実際の設計や施工に携わっているエンジニアや建築家から経験談を聴き、議論ができる機会を設ける。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
テキストをよく読んでおくこと。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス‐空間構造とは |
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第2回 | 力学・構造・空間 |
第3回 | 事故に学ぶ |
第4回 | 世界の空間構造 |
第5回 | アーキテクト・エンジニアの世界 |
第6回 | テンション構造のデザイン |
第7回 | 木構造のデザイン |
第8回 | ガラスファサードのデザイン |
第9回 | サラブレッドからハイブリッドへ |
第10回 | 張弦梁のデザイン |
第11回 | テンセグリックの世界 |
第12回 | 建築家と構造家の協同 |
第13回 | 発想から建設へ |
第14回 | 生き残る構造デザイン |
第15回 | 課題提出及びその解説 |
その他
教科書 |
斎藤公男 『空間 構造 物語』 彰国社
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
適宜紹介する
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート |
質問への対応 | 授業終了後に対応 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 569B号室 「空間構造デザイン研究室」(03-3259-0710) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:00 ~ 10:00
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学生への メッセージ |
広い建築への興味と専門家としての自覚やコラボレーションに対する認識を育てたい。 |