2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 建築構造計画演習Ⅱ | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 細澤 治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5・6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C45B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築用途、規模、意匠設計コンセプト等に応じて適切な構法や架構計画を選択し、大略の部材断面やディテールを決定し、竣工時の空間イメージまで提示できる能力、すなわち「構造計画」能力はITを利用した構造設計がめざましく進歩している現代において、その重要性が高まってきている。本演習は、実在の建築物の内、特殊な構造的な考え方が必要な超高層建物や軽量建物などを取り上げ、構造計画に関わる演習問題を通じて構造設計につなげる技術や思考プロセスを習得すること目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
実際の建築物を教材対象として、予条件をパラメータとして構造形式の変化について演習を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
構造力学、鉄筋コンクリート造・鉄骨造・木造の構造設計に関する基礎知識。 |
授業計画
第1回 | 構造計画概論と構造計画Ⅱガイダンス |
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第2回 | 超高層建築物の構造計画(1) |
第3回 | 超高層建築物の構造計画(2) |
第4回 | 超高層建築物の構造計画(3) |
第5回 | 超高層建築物の構造計画(4) |
第6回 | スタジアムの構造計画(1) |
第7回 | スタジアムの構造計画(2) |
第8回 | スタジアムの構造計画(3) |
第9回 | スタジアムの構造計画(4) |
第10回 | アリーナの構造計画(1) |
第11回 | アリーナの構造計画(2) |
第12回 | アリーナの構造計画(3) |
第13回 | アリーナの構造計画(4) |
第14回 | アリーナの構造計画(5) |
第15回 | 課題の講評とまとめ |
その他
教科書 |
授業中に必要な資料を配布
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
提出された課題を含めて総合的に評価する。 |
質問への対応 | 授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 568AB 空間構造デザイン研究室 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
建築用途、規模、意匠設計コンセプト、等に応じて適切な構法や架構計画を選択し、大略の部材断面やディテールを決定し、竣工時の空間イメージまで提示できる能力、すなわち「構造計画」能力は、ITを利用した構造設計がめざましく進歩している現代においてこそ、その重要性が高まってきている。本演習は、これまで構造設計の実務で重要視されていながら、大学の建築構造教育で通常扱っていなかった構造計画に焦点を当て、実在の建築物の内、特殊な構造的な考え方が必要な超高層建物や軽量構造などを取り上げ、構造計画に関わる演習問題を通じて構造設計につなげるプロセスを経験することを目的としており、構造設計に関するインターンシップを実効性あるものとするために必要である。 |