2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 都市デザイン特論 | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 国吉 直行 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C52A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 現代日本の都市は空間的魅力と活力を失っている。都市において、個性と魅力そして、活力形成のための都市デザイン活動とはどのように取り組むのか。都市デザインの取り組みの視点、手法、景観誘導の法・制度、成果、さらに専門家・市民・企業・行政の役割、近年の傾向などを、横浜市などの実践例を交えて論ずる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主に横浜を中心とした都市デザインの取り組み事例をパワーポイント等で紹介しながら、講義形式で行なう。さらに、一部講座日程を土曜日(または日曜日)午後として実施、実践例の現場講義(横浜など)を行なう。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
都市計画及び都市デザインの基礎知識 |
授業計画
第1回 | ガイダンス-現場講義A及びBの日程を含めた全体日程の提示と講義概要説明 都市計画と都市デザイン |
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第2回 | 都市デザインの歴史、都市デザインの担い手 自治体行政と都市デザインー横浜 |
第3回 | 横浜・都市づくりの総合的戦略と都市デザイン プロジェクト、コントロール、都市デザイン |
第4回 | 都市デザインの取り組みの視点と実践 ①歩行者空間、商店街、街並みの魅力形成 |
第5回 | 都市デザインの取り組みの視点と実践 ②歴史を生かしたまちづくり |
第6回 | 都市デザインの取り組みの視点と実践 ③色彩、光演出④景観制度 |
第7回 | 都市デザインの取り組みの視点と実践 ⑤大規模事業における魅力形成(再開発やニュータウン事業) |
第8回 | 都市デザインの取り組みの視点と実践 ⑥自然景観の活用⑦市民まちづくり |
第9回 | 土曜現場講義Aー都市デザインの現場を歩き検証するー横浜 (土曜-13:30~16:30 横浜関内地区周辺ー講義2回分) |
第10回 | 都市デザインの近年の潮流ー創造都市、エリアマネジメント、環境未来都市 レポート課題出題 |
第11回 | 土曜現場講義B (土曜-13:30~16:30 場所・横浜ー講義2回分) |
第12回 | 各都市の取り組み、近年の潮流2 |
第13回 | まとめと議論 |
第14回 | 予備日 |
第15回 | 予備日 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
田村明 『都市ヨコハマをつくる』 中公新書 中央公論社 1983年
伊東雅春ほか 『都市計画とまちづくりがわかる本』 彰国社 2011年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
出席数 講義感想文の評価 課題レポートの評価 |
質問への対応 | 講義中に対応 |
研究室又は 連絡先 |
E-mail:ynks194kuni@ybb.ne.jp TEL:045-787-2233(横浜市立大学国吉研究室) 09040996326(携帯) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
日常的に、大学周辺の駿河台の街や、自分の住んでいる街をよく観察しましょう。そして、日本や海外の他の街と魅力をくらべてみましょう。そして今後どのような街に育って欲しいか考えましょう。 |