2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 木質構造特論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡田・北 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C55A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 日本には優れた木質構造技術の蓄積がある。この技術は、道具の進化、社会の状況、災害などの影響を受けながら発展してきたものであり、本特論では、まずこの日本の技術の歴史的変遷を確認する。次に現在確立されている木質構造の設計手法について学び、最後に文化財として登録されている木造建築の耐震診断・補強方法について考察する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
スライドを用いて授業を進める。また適宜、プリントを配布する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
シラバスを見て予習及び復習しておくこと。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス-木質構造の現状と課題 |
---|---|
第2回 | 木質構造の歴史(近代まで) |
第3回 | 木質構造の歴史(近代以降) |
第4回 | 災害と木造建築 |
第5回 | 現在の木造建築を取り巻く状況 |
第6回 | 壁量、許容応力度計算 |
第7回 | 保有水平耐力、限界耐力計算法 |
第8回 | その他の木質構造計算法 |
第9回 | 耐力壁の理論と計算 |
第10回 | 仕口・継手の計算法 |
第11回 | メカニカル接合の計算法 |
第12回 | 各種計算法とその演習 |
第13回 | 文化財の耐震診断手法1 |
第14回 | 文化財の耐震診断手法2 |
第15回 | レポート提出と解説 |
その他
教科書 | |
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアル』 学芸出版社 2004年
今川憲英、岡田章 『木による空間構造のアプローチ TIMBER COMPANION』 建築技術 1990年
日本建築学会 『木質構造設計規準・同解説』 2006年
|
成績評価の方法 及び基準 |
レポート |
質問への対応 | 授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 569AB 空間構造デザイン研究室 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
|
学生への メッセージ |
木質構造を取り巻く環境は劇的に変化しているので、対応していくための基礎的知識の習得を目指す。 |