2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 | 親水環境計画特論 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 畔柳 昭雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D11A |
クラス |
概要
学修到達目標 | ここでは、人間生活が営まれる空間としての建築や町及びそれが立地する場としての河川や 運河、海辺などの水辺空間に焦点を当て、そこに見られる特有の生活のあり方や建築空間のあり方、町のあり方について講義を行う。都市部における水辺空間は、都市化の進展期には、市民の日常的生活圏から次第に距離をおくものになったが、ウォーターフロントの概念が定着し、親水空間の希求が始まることで再び都市空間の中に位置づけられるようになった。こうした社会的動向を踏まえ、水環境とのかかわりを促す建築や町のあり方について解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
具体的事例についてOHP、パワーポイントなどを使用してビジュアルに解説し、理解の促進を図る。また、具体的なフィールドを選定し、水とかかわる建築や水辺のまちづくりを検討するための課題を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
選択 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:授業の受け方について |
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第2回 | 「人間と水辺とのかかわりを促す建築や町づくり」について |
第3回 | 都市計画的側面から見た水空間の役割 |
第4回 | 建築計画的側面から見た水空間の役割 |
第5回 | 事例を通して見た建築・都市における水空間利用のあり方 |
第6回 | 町づくりとしての水辺環境整備 |
第7回 | 町づくりとしての水辺環境整備 |
第8回 | 歴史的に見た都市化と水辺の利用と保全 |
第9回 | 水辺づくりのための計画的手法・工法 |
第10回 | ワークショップによる水辺づくり |
第11回 | 中小河川を骨格とした町づくり |
第12回 | 水辺と生態系 の有用性 |
第13回 | 生態系の保全(ビオトープ) |
第14回 | 建築・町づくりに見る保全・再生・転用 |
第15回 | 定期試験 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
畔柳昭雄 渡邊秀俊 『都市の水辺と人間行動』 共立出版 1999年 第2版
日本建築学会 水と都市小委員会 『水辺のまちづくり』 技報堂出版 2008年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート提出により評価 |
質問への対応 | 授業や内容に関する質問がある場合は研究室で受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎13号館1345室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:20
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学生への メッセージ |