2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 | 水波工学特論 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 増田 光一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D32A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 海洋建築物と水波の相互作用の数がモデル及びその数学モデル解析法を習得し、具体的に数値計算を実施できるようにする。さらに、近年問題となっている津波中の浮体応答及び避難シミュレーション、不規則波中の係留浮体の応答シミュレーション、津波漂流物の挙動及び衝突力のシミュレーションの数値解析の基礎を理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
PPTを用いた講義と具体的な数値計算プログラムを使用した演習を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部水波工学1,Ⅱの単位を取得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義計画、目標、シラバスの解説及びガイダンス。 |
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第2回 | 着床式構造物と水波の相互作用の数学モデルの導入 |
第3回 | 浮体式構造物と水波の相互作用即ち浮体のradiation 及びdiffraction問題の定式化について |
第4回 | Haskind-Newmanの公式等の定式化について |
第5回 | 水波ー浮体境界値問題の数値解析法、境界要素法による解析法について |
第6回 | 水波ー浮体の境界値問題の数値解析法、有限要素法による解析法について |
第7回 | 水波ー浮体の境界値問題の解析法、ハイブリット法にょる解析法について |
第8回 | 津波中の浮体挙動の数値シミュレーションについて(Ⅰ)、津波伝搬計算の定式化、DEMによる浮体応答解析、海域津波ハザードマップ |
第9回 | 津波中の浮体挙動の数値シミュレーションについて(Ⅱ)、MPS法に用る浮体の乗揚げ座礁シミュレーション、岸壁係留浮体の津波中乗揚げ座礁防止対策 |
第10回 | 波浪中の係留浮体の応答シミュレーショについて(1)、運動方程式の定式化及びその解法、メモリー影響関数について |
第11回 | 波浪中の係留浮体の応答シミュレーショについて(Ⅱ)、係留系のシミュレーションその他 |
第12回 | 津波漂流物の衝突問題のシミュレーション(Ⅰ)、FEMA式による衝突荷重の推定法につて |
第13回 | 津波漂流物の衝突問題のシミュレーション(Ⅱ)、仮想男性境界ーMPS法にようる衝突荷重の推定について |
第14回 | 海洋構造物の設計概論(1)、洋上風力発電装置の設計概論 |
第15回 | 海洋構造物の設計概論(Ⅱ)、ポンツーン型浮体の設計概論 |
その他
教科書 |
『実践浮体の流体力学』 日本造船学会海洋工学委員会性能部会 編 成山堂商店
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
演習レポート |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー |
水曜 船橋 13:30 ~ 15:00
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学生への メッセージ |