2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 | 海洋流体力学特論 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 近藤 典夫 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D54A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 海洋建築関連の流体力学の一般的な基礎理論を修得するとともに、ナビエ・ストークス方程式へ数値計算手法(有限差分法と有限要素法)を適用して、流体現象を捉える方法論を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
流体力学の理論面と数値計算手法について講義する。必要に応じてプリントを配布する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
構造力学、海洋流体力学、海洋学を修得しておくことが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 流体の分類 圧縮と非圧縮、粘性と非粘性、ラグランジュ記述とオイラー記述 |
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第2回 | 流体の連続方程式 圧縮流体と非圧縮流体の違い |
第3回 | 粘性応力、変形勾配テンソル 流体の応力の概念 |
第4回 | ナビエ・ストークス方程式の性質 |
第5回 | 数値計算手法の原理 |
第6回 | ナビエ・ストークス方程式への有限差分法(1):差分化について |
第7回 | ナビエ・ストークス方程式への有限差分法(2):人工粘性と安定化手法 |
第8回 | ナビエ・ストークス方程式への有限差分法(3):3次精度数値粘性 |
第9回 | ナビエ・ストークス方程式への有限要素法(1):有限要素法について |
第10回 | ナビエ・ストークス方程式への有限要素法(2):人工粘性と安定化手法 |
第11回 | ナビエ・ストークス方程式への有限要素法(3):3次精度数値粘性 |
第12回 | 時間数値積分 陽解法と陰解法 |
第13回 | 浅水長波方程式の性質と数値解法 |
第14回 | 乱流モデル RANSモデルとLESモデル、数値解法 |
第15回 | 演習問題と解説 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
日野幹雄 『流体力学』 朝倉書店
日本機械学会 『流れの数値シミュレーション』 コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
演習問題とレポート提出で評価する |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
1353室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
海洋工学、耐風工学、数値解析について深く学習ができます。 |