2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 混相流体力学 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 松本 幹治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E22B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 混相流に関連する粉体工学の理論と現象を理解し、産業界で有用な混相流系単位操作である空気輸送、ろ過、沈降、集塵などの関する基礎理論を理解し、応用できることを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プリントと板書を主に使用し、必要に応じてスライドで講義を進める。シラバスは学習進度の目安であり、講義の進捗状況および学生の理解度および興味により前後することがある。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部において混相流工学、流体力学を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 混相流と粉体工学のガイダンス |
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第2回 | 粒子の形状と粒子径 |
第3回 | 粒子径分布 |
第4回 | 粒子の充填構造 |
第5回 | 粒子の濡れ性と粒子層の湿潤特性 |
第6回 | 粒子層の静力学 |
第7回 | 粒子の重力流動 |
第8回 | 粒子の強制流動 |
第9回 | 粒子層を通る流体の流れ |
第10回 | 粉粒体の流動と閉塞 |
第11回 | 粉粒体の付着と偏析 |
第12回 | 貯槽と供給装置 |
第13回 | 流動層と空気輸送 |
第14回 | 空気輸送に影響する粉体特性 |
第15回 | 粉粒体操作におけるトラブルと対策 |
その他
教科書 |
特に指定しない。適宜資料を配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
井伊谷鋼一、三輪茂雄 『化学工学通論Ⅱ』 朝倉書店
今木清康 『粉体工学演習』 コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
演習問題の成績と日頃の授業に対する質問や課題に対する取り組みの態度により評価する。 |
質問への対応 | 授業の際に行う。 |
研究室又は 連絡先 |
(1)松本幹治非常勤講師:E-mail : k-mtmt@ynu.ac.jp (2)河府賢治助教:駿河台校舎4号館1階418号室 E-mail : kofu@mech.cst.nihon-u.ac.jp, Tel : 03 – 3259 – 0755 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
理解しようという熱意と努力があれば難しい内容でも理解できるようになる。 |