2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 精密機械工学専攻
設置情報
科目名 | 精密計測特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 精密機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 清水 雅夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F14B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 精密計測特論Ⅰに引き続き、画像を使った精密計測技術とその背景にある技術について説明する。フーリエ変換を利用した画像処理、ステレオビジョンによる距離計測の基本となる画像間の位置合わせ技術、画像認識などに関して説明する。さらに、CG-ARTS協会の画像処理エンジニア検定(エキスパート級)合格を目指し、関連技術を説明する。また、課題に対する文献資料などの調査方法、効果的な課題の発表方法を実践して学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各種の実演と演習を交えた講義形式と、グループでの課題調査と課題発表 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
原則として、精密計測特論Ⅰを履修済みのこと。 必修科目の他、光工学、電気・電子計測、工学解析の方法Ⅰ・Ⅱを履修していることがきわめて望ましい。 |
授業計画
第1回 | 精密計測、特に画像を用いた計測に関する諸説明 |
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第2回 | 画像処理エンジニア検定受験対策(1)(画像のフーリエ変換) |
第3回 | 画像処理エンジニア検定受験対策(2)(画像の復元と再構成) |
第4回 | 画像処理エンジニア検定受験対策(3)(2値画像処理) |
第5回 | 画像処理エンジニア検定受験対策(4)(画像符号化) |
第6回 | 画像処理エンジニア検定受験対策(5)(パターン認識) |
第7回 | 平常試験と解説 |
第8回 | 課題に対する文献資料の調査(1) |
第9回 | 課題に対する文献資料の調査(2) |
第10回 | 課題に対する文献資料の調査(3) |
第11回 | 課題に対する文献資料の調査(4) |
第12回 | 課題に対する文献資料の調査(5) |
第13回 | 効果的な課題発表の方法(1) |
第14回 | 効果的な課題発表の方法(2) |
第15回 | 課題発表 |
その他
教科書 |
奥富・清水 他 『新版 ディジタル画像処理』 CG-ARTS協会 2015年
巌翠堂の店頭販売は行わない。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『画像処理エンジニア検定2級・3級 公式問題集』 CG-ARTS協会
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(40%)と課題発表(60%)で評価する。ただし、画像処理エンジニア検定エキスパート級合格者は、成績を別途に高評価する。特別な理由がない限り、欠席3回以上のときには不合格とする。 |
質問への対応 | 授業終了後または研究室で。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館3階732A室 Email: mas@eme.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:30 7号館3階732A室
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学生への メッセージ |
精密な計測を行うための技術の1つとして、画像処理を取り上げます。身近なのによくわかっていなかったことが多いと思います。実例を多く紹介するように努めます。 |