2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 精密機械工学専攻
設置情報
科目名 | 人間工学特論Ⅰ | ||
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設置学科 | 精密機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 町田 信夫 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F34A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械の開発・設計においては,人間工学的設計が必要不可欠となる。人間工学の導入に必要 な,人間の感覚と工学の関係について学習する。特に人間に適合する機械システム構築のために必要な感覚の基本的性質を,心理学,生理学の面から理解させると共に,感覚情報の計測・評価について専門的知識を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で行う。授業に関係する教材や資料を配付し,講義内容の理解を深めさせる。 また,授業に関連した課題レポートを課す。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の授業科目「人間工学」を復習しておくことが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 人間工学特論Ⅰで学ぶこと |
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第2回 | 1.感覚と工学について |
第3回 | 2.感覚の心理学と生理学 2.1 感覚の種類 |
第4回 | 2.2 感覚の心理学(感覚の基本的性質) 1)感覚と知覚 2)精神物理法則 |
第5回 | 3)視 覚 |
第6回 | 4)聴 覚 |
第7回 | 5)皮膚感覚 6)平衡感覚 |
第8回 | 2.3 感覚の生理学(感覚器の構造と機能) 1)感覚器と感覚神経系 2)中枢神経系 |
第9回 | 3)視覚受容器と視覚神経系 4)聴覚受容器と聴覚神経系 |
第10回 | 5)皮膚受容器と触覚神経系 6)平衡感覚と前庭器官 |
第11回 | 3.感覚情報の計測 3.1 感覚(感性)の計測と工学的応用 3.2 情感の生理計測 |
第12回 | 3.3 生理量と感覚量の相関性 |
第13回 | 4.感性的設計 4.1 感性的設計とは何か |
第14回 | 4.2 感性を考えた設計法 |
第15回 | 5.課題研究 |
その他
教科書 |
『人間工学特論Ⅰ』
オリジナル教材を使用する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
授業にて指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポート及び授業態度(含む出席率)により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 研究室において対応する(随時) |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館 1階 人間工学研究室(715室) |
オフィスアワー |
金曜 船橋 16:30 ~ 18:30
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学生への メッセージ |
人間工学は,複数の専門(学問)領域と関連をもちます。広い視野に立って物事を判断する能力を養いましょう。 |