2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
科目名 | 航空原動機 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 正木 大作 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | G14A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 民間用旅客機から極超音速機まで広い応用範囲を持つジェットエンジンについて、ファン・圧縮機などターボ要素を中心として、主に設計と言う観点から演習も交え、実践的にわかりやすく解説する。また最近特にエコ問題が注目を集めているため、ターボ要素の高効率化や低騒音化といった最新のジェットエンジン技術開発動向についてもふれる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
OHCによる講義11回 輪講形式による学習4回(予定;授業進度により変更の可能性あり) |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学科科目の『航空エンジン』または『ガスタービン』を習得していることが望ましい。空気力学の基礎式を習得しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 授業科目概要の説明、航空原動機発達の歴史 |
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第2回 | 航空原動機の各種形式の特徴 |
第3回 | 航空原動機の熱力学サイクルと主要公式 |
第4回 | ターボ要素設計に重要な各種パラメーター |
第5回 | ターボ要素の数値設計法 |
第6回 | ファン・圧縮機の空力的非定常不安定現象 |
第7回 | ターボ要素と温室効果ガス(性能向上と燃費の関係) |
第8回 | ターボ要素と騒音(騒音規制、騒音発生源、騒音予測) |
第9回 | ターボ要素と騒音(高負荷化と騒音低減化技術) |
第10回 | 極超音速機へのターボ要素の適用(1) |
第11回 | 極超音速機へのターボ要素の適用(2) |
第12回 | 輪講(1) 航空原動機に関する最新のトピック |
第13回 | 輪講(2) 航空原動機に関する最新のトピック |
第14回 | 輪講(3) 航空原動機に関する最新のトピック |
第15回 | 輪講(4) 航空原動機に関する最新のトピック |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
谷田好道,長島利夫 『ガスタービンエンジン』 朝倉書店 2000年 第1版
大谷紀生 『わかりやすいガスタービン』 共立出版 2010年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート60% 輪講40% (但し出席率65%以上のこと) |
質問への対応 | 授業後の休み時間 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |