2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
| 科目名 | 振動工学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 川島 孝幸 | 履修期 | 年間 |
| 単位 | 4 | 曜日時限 | 金曜3 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | G53A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 航空機・宇宙機の振動問題を理解する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
航空機YS11等の具体例を用いて，航空機・宇宙器の構造を動的に考察する。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容・ 受講のための 予備知識 |
エネルギ原理，非線形動力学 |
授業計画
| 第1回 | 連成系とエネルギの移動 |
|---|---|
| 第2回 | 振動系の設計（１） フラームの動吸振器，定点理論 |
| 第3回 | 振動系の設計（２） 主振動系に減衰を有する場合の設計 |
| 第4回 | 振動系の設計（３） 制御系を利用した制振 |
| 第5回 | 離散化モデルについて（１） 連続性，Rayleight法 |
| 第6回 | 離散化モデルについて（２） 連続性の乏しい航空機・宇宙機の構造，影響係数と質量集中法 |
| 第7回 | 離散化モデルについて（３） 伝達マトリックス法 |
| 第8回 | 離散化モデルについて（４） 剛体モード，対称モードと反対称モード |
| 第9回 | エネルギー原理（１） |
| 第10回 | エネルギー原理（２） |
| 第11回 | 有限要素法（１）：要素の運動方程式，局所座標系 |
| 第12回 | 有限要素法（２）：全体座標系の運動方程式 |
| 第13回 | 有限要素法（３）：固有値問題，系の応答 |
| 第14回 | 課題の提示 |
| 第15回 | 課題の報告 |
| 第16回 | 非線形振動（１）：位相空間，安定性について，オートノム系，完備非線形方程式 |
| 第17回 | 非線形振動（２）：リミットサイクル，LIAPUNOVの安定定理 |
| 第18回 | 非線形振動系（３）：摂動法，LINDSTEDTの方法，KRYLOV-BOGOLIUBOV-MITROPLOSKYの方法， |
| 第19回 | 非線形振動系（４）：飛び移り現象，時間依存の係数を持つ振動系，MATHIEUの方程式 |
| 第20回 | マルチボディーダイナミックス（１）：つり合い条件，変位拘束，速度拘束，加速度拘束 |
| 第21回 | マルチボディーダイナミックス（２）：微分代数方程式，ラグランジジュの未定乗数法と拡大法，安定化法 |
| 第22回 | マルチボディーダイナミックス（３）：不安定構造の非線形挙動 |
| 第23回 | 突風応答：パーセバルの公式，フーリエ・スペクトル，インパルス応答，ステップ応答 |
| 第24回 | 実験モード法：自己相関，相互相関，コヒーレンス，伝達関数 |
| 第25回 | 不規則振動（１）：確率密度関数とランダム・データ |
| 第26回 | 不規則振動（２）：集合平均，定常確率過程，エルゴード確率過程，２乗平均 |
| 第27回 | 不規則振動（３）：相関関数，パワー・スペクトル密度関数，ランダム励振に対する応答 |
| 第28回 | 乱れた大気中を飛行する航空機の動的強度について：YS11の場合 |
| 第29回 | 課題の提示 |
| 第30回 | 課題の報告 |
その他
| 教科書 |
Elements of Vibration Analysis, Leonard meirovitch, McGraw-Hill
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|---|---|
| 参考資料コメント 及び 資料（技術論文等） |
マイロウ゛ィッチ 砂川 恵（訳） 『振動解析の理論と応用（下）』
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題に対する成果100％ |
| 質問への対応 | 放課後 |
| 研究室又は 連絡先 |
kawashim.takayuki@icloud.com |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |