2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
科目名 | 航空宇宙制御論Ⅲ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 嶋田 有三 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G54B |
クラス |
概要
学修到達目標 | ディジタル制御とディジタル信号処理の基礎を学び,連続形・離散形の適応飛行制御系の設計と航空機等のパラメータ推定ができるようになることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
輪講形式で行うので,事前に配布テキストの担当ページを予習してくること. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
線形代数、現代制御理論(学部の制御Ⅲ,大学院の航空宇宙制御論Ⅰ) |
授業計画
第1回 | 数学的準備、行列論、2次形式、レーリーの商 |
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第2回 | 数学的準備、離散時間システム |
第3回 | 数学的準備、Z変換と離散時間モデル |
第4回 | Bezout恒等式、Diophantine方程式、非最小実現 |
第5回 | 連続系と離散系のリアプノフの安定定理 |
第6回 | 正実関数とKalman-Yakubovichの補助定理 |
第7回 | 最小2乗法とオフラインパラメーター推定(同定)法 |
第8回 | オンラインパラメーター推定アルゴリズム |
第9回 | 連続系の動的誤差モデルのパラメーター調整則 |
第10回 | 離散系の動的誤差モデルのパラメーター調整アルゴリズム |
第11回 | 静的誤差モデルパラメーター調整則 |
第12回 | 連続系の適応制御 |
第13回 | 離散系の適応制御アルゴリズム |
第14回 | 航空機制御への応用例(1) |
第15回 | 航空機制御への応用例(2) |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
金井喜美雄 『ロバスト適応制御入門』 オーム社
市川邦彦、金井喜美雄、鈴木隆、田村捷利 『適応制御』 昭晃堂 1984年 第1版
I. D. Landau, M. Tomizuka 『適応制御システムの理論と実際』 オーム社 1981年 第1版
谷萩隆嗣 『カルマンフィルタと適応信号処理』 コロナ社 2005年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
輪講時の理解度と説明の良否,課題のレポート内容等から評価する. |
質問への対応 | 講義中に、あるいは講義終了時に質問を受ける。 |
研究室又は 連絡先 |
3号館337B室 |
オフィスアワー |
金曜 船橋 13:20 ~ 14:50
金曜 船橋 16:40 ~ 18:10
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学生への メッセージ |