2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 量子エレクトロニクス | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中川 活二 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | H54A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 量子エレクトロニクスの概要、その基礎となる電磁気学、それに基づく波動光学の原理とその適用について述べる。次に、光と物質の相互作用について述べ、レーザの基礎と動作原理について紹介する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義、演習 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の電磁気、電子、物性、量子力学関係の科目を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義のすすめ方、量子力学の実力調査 |
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第2回 | 電磁波と光 |
第3回 | 古典的光学 |
第4回 | 量子論への導入 |
第5回 | 量子力学での光子の扱いと量子状態記述法導入 |
第6回 | ヒルベルト空間、ケット状態、物理量演算子 |
第7回 | 演算子、重ね合わせ状態表記法、不確定性原理、状態の時間変化 |
第8回 | 電磁場の量子化 正準量子化、調和振動子、電磁場の量子化 |
第9回 | 自然放出 誘導吸収と誘導放出、自然放出、光パラメトリック増幅 |
第10回 | 単一光子の量子状態 重ね合わせ状態、不確定性、偏波 |
第11回 | 非線形相互作用 |
第12回 | 光材料 |
第13回 | レーザ(1) |
第14回 | レーザ(2) |
第15回 | 全体概要まとめ |
その他
教科書 |
井上 恭 『工学系のための量子光学』 森北出版 2008年 第1版
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中の討議90%、レポート10% |
質問への対応 | 随時対応、メールでも可。 |
研究室又は 連絡先 |
中川活二 knaka@ecs.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:00 ~ 15:00 422室
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学生への メッセージ |
こつこつ勉強しましょう。 |