2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | 電子計測工学特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 関根・作田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 電子計測の基本は国家標準維持の為,絶対測定の確立とトレーサビリティ強化が重要であることから説き起す。次に、計測の分野ではアイデアが大切であることを幾つかの例を挙げて説明する。近年の計測システムでは、各種の信号処理技術を利用したシステムも多く、データ処理の手法について説明する。 本講義では、現状で使われている、あるいは、進行中であるセンサ技術や計測技術などについて、先駆者達の知恵やアイデア・工夫等を勉強することを通して、計測に関する知識を深めるだけでなく、更には柔軟な発想力を養うことを目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義,輪講及び発表会形式を組み合わせて行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特に、なし。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 計測の目的・エレクトロニクス分野の中の位置づけを、国家標準・絶対測定の確立とトレーサビリティ、近年の計測対象と変遷を通して説明する。 |
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第2回 | 国際単位系の仕組みと計測標準の役割 |
第3回 | 国際標準の重要性と標準電波 |
第4回 | 国際規格と国際標準化機関 |
第5回 | 周波数標準と周波数安定度の計測 周波数安定度の尺度と位相雑音の評価法 |
第6回 | 位相雑音測定系の数理と測定例 |
第7回 | 超低位相雑音測定への道筋と周波数利用計測 |
第8回 | 計測におけるディジタル信号処理技術 相関処理技術 |
第9回 | 計測におけるディジタル信号処理技術 スペクトル解析 |
第10回 | 計測におけるディジタル信号処理技術 レーダ信号処理 |
第11回 | 計測におけるディジタル信号処理技術 その他の処理 |
第12回 | 高感度測定1 概論,電圧 |
第13回 | 高感度測定2 電圧,抵抗 |
第14回 | スマートセンサ(インテリジェントトランスデューサ)とその現状 |
第15回 | 総括とレポート課題の提示並びにその説明 |
その他
教科書 |
必要に応じて、プリント・資料を配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
出席,課題に対する発表,レポートにより総合評価する。 |
質問への対応 | いつでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
関根:sekine.yoshifumi@nihon-u.ac.jp, 047-469-5452 作田:ysakuta@ecs.cst.nihon-u.ac.jp, 047-469-5598 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |