2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
| 科目名 | 電子物性工学特論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 岩田 展幸 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 水曜6 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | J32A J36A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 強誘電性強磁性体マルチフェロイック物質について学習する。何が起源で、電気と磁気の相関がどの様に起こっているか、また、強誘電性ドメイン、強磁性ドメイン、リーク電流、電界印加による磁気特性制御について、最新の話題について学習する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書あるいはプリント資料を用いた講義を行う。なお、講義中に随時電子物性の基礎的事項やトピックスについて総合的な質疑・応答や討論を行い、幅広い知識の体系化を目指す。 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
電子物性に関する基礎的知識を持っていることを条件とする。 |
授業計画
| 第1回 | マルチフェロイック材料および特性に関する概要説明 |
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| 第2回 | 結晶構造、対称性(群論)、 |
| 第3回 | 分子場理論と磁気秩序 |
| 第4回 | 超交換相互作用 |
| 第5回 | ジアロシンスキー-守谷(DM)相互作用と磁気秩序 |
| 第6回 | BiFeO3の結晶構造 |
| 第7回 | 強誘電性ドメイン |
| 第8回 | 強誘電性ドメインの観測 |
| 第9回 | 交換バイアス磁場 |
| 第10回 | 反強磁性ドメイン |
| 第11回 | 強磁性金属/BiFeO3積層膜の特徴 I |
| 第12回 | 強磁性金属/BiFeO3積層膜の特徴 II |
| 第13回 | 強磁性酸化物/BiFeO3積層膜の特徴 I |
| 第14回 | 強磁性酸化物/BiFeO3積層膜の特徴 II |
| 第15回 | マルチフェロイック材料のアプリケーション |
その他
| 教科書 |
毎回、授業内容に沿ったプリントを配布する。
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『キッテル固体物理学入門』 丸善
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| 成績評価の方法 及び基準 |
幾つかの指定テーマに関して提出されるレポートによって評価するが、新着論文の紹介・話題提供や討論参加等、平常の受講姿勢を評価点に加える。 |
| 質問への対応 | 随時行う。研究室あるいはメールにても対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室 4号館401室 授業中に教える |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 13:00 ~ 17:00 401室
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| 学生への メッセージ |