2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | 音波工学特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 三浦 光 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | J42C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 音波伝搬についての重要な特性、及び音の放射特性を理解すると共に、最近の音響技術についても学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
音響工学の基礎的な解析方法を、実際の現象を交えて概説する。合わせて最近の話題などについても言及する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
この科目内容を理解し習得するためには、音の物理現象のみならず、機械工学、電気工学などの幅広い分野の知識が必要になります。そのため、これまで学んできたことを常に復習し、身につけている必要があります。 |
授業計画
第1回 | 音についての概要を学ぶ。 |
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第2回 | 弾性体、波動、音の基本的性質などを学ぶ。 |
第3回 | 気体の状態方程式、等温変化、断熱変化、圧力変化と体積変化、体積弾性率などを学ぶ。 |
第4回 | 音波の伝搬、波動方程式、運動方程式、連続の式などを学ぶ。 |
第5回 | 速度ポテンシャル、波動方程式の一般式、伝搬速度などを学ぶ。 |
第6回 | 平面波の波動方程式、音圧、粒子速度、固有音響インピーダンスなどを学ぶ。 |
第7回 | 二媒質間の反射と透過、境界条件、反射率・透過率、音の強さの反射率などを学ぶ。 |
第8回 | 媒質が三層になる場合の反射及び透過、音の強さの透過率などを学ぶ。 |
第9回 | 定在波、音圧分布、粒子速度分布、定在波比などを学ぶ。 |
第10回 | エネルギー密度、運動エネルギー、位置のエネルギー、平均エネルギー密度などを学ぶ。 |
第11回 | 音の放射、点音源からの放射、正負二重点音源からの放射などを学ぶ。 |
第12回 | 平面音源からの放射、中心軸上の遠距離音場、中心軸上の近距離音場などを学ぶ。 |
第13回 | 遠距離音場の指向性、円形振動板の場合、矩形板の場合などを学ぶ。 |
第14回 | 放射インピーダンス、音響出力などを学ぶ。 |
第15回 | 課題提出し,それについて説明する。 |
その他
教科書 |
特になし
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
課題の提出、及び講義への取り組み |
質問への対応 | 講義時、または研究室にて応じる |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館325号室(内線776) miura.hikaru@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
毎日何気なく耳にしている音について理解が深まります。 |