2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 応用化学特別講義Ⅲ | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山本 和貴 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | K43B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 食品加工では、熱処理等の各種操作により、おいしさが追求し、安全性を確保するために、基礎化学を理解した上での食品科学が求められる。本科目では、卒業後に食品企業での即戦力となるための基礎として、食品科学の、主に食品安全性の視点から、国際食品安全行政、微生物制御の基礎、食品高圧加工等について広く学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントによる授業。適宜スライドを配布し、毎回ミニレポートを課す。その他、授業中に適宜アンケート形式で簡単なミニレポートを課すこともある。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理、化学の基礎をおさらいしておくと、理解がより一層深くなる。 |
授業計画
第1回 | 食品安全性の基礎 1 食品安全性の考え方 |
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第2回 | 食品安全性の基礎 2 ハザードとリスク |
第3回 | 食品安全性の基礎 3 微生物学的食品安全性 基礎 |
第4回 | 食品安全性の基礎 4 微生物学的食品安全性 熱殺菌 |
第5回 | 食品高圧科学 1 基礎及び概要 |
第6回 | 食品高圧科学 2 食品成分のへの影響 蛋白質、脂質 |
第7回 | 食品高圧科学 3 食品成分のへの影響 肉製品 |
第8回 | 食品高圧科学 4 食品成分のへの影響 澱粉 馬鈴薯澱粉 |
第9回 | 食品高圧科学 5 食品成分のへの影響 澱粉 トウモロコシ澱粉 |
第10回 | 食品高圧科学 6 食品成分のへの影響 澱粉 ヤムイモ澱粉 |
第11回 | 食品高圧科学 7 甲殻類・貝類の開脱殻 |
第12回 | 食品高圧科学 7 中高圧処理によるエキス製造 |
第13回 | 食品安全性の基礎 5 微生物学的食品安全性 高圧処理による細菌不活性化 |
第14回 | 食品安全性の基礎 6 微生物学的食品安全性 高圧処理による自滅的発芽誘導殺菌 |
第15回 | 国内外の食品安全行政 |
その他
教科書 |
教科書は特に使用しません。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
出席点、授業中に提出させるミニレポート点、最終講義の後に提出させる最終レポート点の総合で評価する。 |
質問への対応 | メイルで随時対応するか、授業毎に対応するかする。 |
研究室又は 連絡先 |
kazutaka@affrc.go.jp (食品総合研究所のメイル) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
皆さんの理解度を見ながら授業を進めますので、必ずしも授業計画全てを実施するとは限りません。できる限り沢山のことを学んで頂きたいと思います。 |