2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 |
量子力学特論Ⅱ
量子力学における経路積分の手法
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 仲・出口 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 火曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13B L26B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 量子力学における経路積分の手法を基に,物理学の幅広い分野に於ける量子力学の応用例を学ぶ。また,経路積分の表現そのものにも様々な角度から検討を加え,それらの表現が先端的な理論の中でどのように活かされているかを学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義が主体となる。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部における量子力学Ⅰ,もしくはそれと同じ水準の量子力学の知識を身につけておく必要がある。 また,幾つかの応用のために,学部おける統計物理学Ⅰ程度の予備知識のあることも望ましい。 |
授業計画
第1回 | 量子力学の復習 |
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第2回 | シュレディンガー方程式のグリーン関数と経路積分 |
第3回 | 経路積分の測度と演算子積の順序 |
第4回 | 幾つかの力学系における経路積分 |
第5回 | 統計力学と経路積分 |
第6回 | coherent状態と経路積分 |
第7回 | フェルミ変数の経路積分Ⅰ |
第8回 | フェルミ変数の経路積分Ⅱ |
第9回 | 経路積分と有効作用Ⅰ |
第10回 | 経路積分と有効作用Ⅱ |
第11回 | 場の理論における経路積分Ⅰ |
第12回 | 場の理論における経路積分Ⅱ |
第13回 | 経路積分の話題Ⅰ |
第14回 | 経路積分の話題Ⅱ |
第15回 | 経路積分のまとめと課題 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
ファインマン・ヒッブス 『量子力学と経路積分』 みすず書房
A. Das 『Field Theory -A Path Integral Approach -』 World Scientific
仲滋文 『新版 シュレディンガー方程式』 SGC BOOKS P3 サイエンス社 2007年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
出席と課題レポートの結果を総合して評価を出す。 |
質問への対応 | こちらの時間・事情などの許す範囲で,いつでもよい。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室 (仲)420C E-mail: naka@phys.cst.nihon-u.ac.jp TEL: 03-3259-0922 (出口)453A E-mail: deguchi@phys.cst.nihon-u.ac.jp TEL:03-3259-0869 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 15:00 ~ 17:00 4号館420C室
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学生への メッセージ |