2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | 数理情報学特論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 鈴木 潔光 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L24B |
クラス |
概要
学修到達目標 | この講義では、計算機で解きたい問題が現れたときに、どのような道具(ソフト)を用いて 計算を行うのが最適であるかを身に付けることを目標とする。そこで、FORTRAN、C言語、VBA、Mathematica等の特徴を利用しながら、様々な計算を行う。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
計算機演習室でのプログラミングと画像処理を中心とする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の計算機関連の講義内容(表計算ソフト・数式処理ソフト・FORTRAN・C言語)を理解していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義概要 コンピュータを利用した大学の授業の歴史 現在のコンピュータソフトとこの講義での利用目的 |
---|---|
第2回 | Newton法① Excelを利用した解法(ゴールシーク含む) Mathematicaを利用した解法(Nest機能を含む) |
第3回 | Newton法② FORTRANを利用した解法 C言語を利用した解法 |
第4回 | Newton法③ C言語のwhile文do~while文を用いた解法 VBAを用いた解法 |
第5回 | Newton法④ VBAのフォームを利用した解法 VBAによるプロパティー |
第6回 | Lagrange補間 MathematicaのFit関数を用いた解法 VBAを用いた解法 |
第7回 | モンテカルロ法 表計算ソフトを用いたBuffonの針の方法による積分 Mathematicaを用いたモンテカルロ法 |
第8回 | 離散データを用いた積分 VBAを用いたLagrange補間とモンテカルロ法の融合 Mathematicaを用いた積分 |
第9回 | ランダムウォーク 偏微分方程式を乱数で解く方法 VBAとピボットテーブルを用いた計算 |
第10回 | パッケージソフトを用いたプログラミング ルンゲクッタ法 固有値問題 |
第11回 | フーリエ解析 Mathematicaによる連続データのフーリエ解析 パッケージソフトを用いた離散データ |
第12回 | 量子力学の問題に関する数値解① 離散化されたシュレディンガー方程式 束縛問題の数値解 |
第13回 | 量子力学の問題に関する数値解② 散乱問題の数値解 結果の可視化 |
第14回 | 拡散方程式の数値解 拡散方程式の離散化 表計算ソフトおよびMathematicaを用いた数値解と可視化 |
第15回 | 理解度確認レポートの作成 表計算ソフト・数式処理ソフト・FORTRAN・C言語を利用した数値計算の理解度確認 理解度確認に関する解説 |
その他
教科書 |
教科書は特に指定しないが、毎回授業内容を記述したプリントを配布。
|
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
|
成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義における課題提出および理解度確認レポートによる |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 C110室(内線556) メール:ksuzuki@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 13:20 ~ 14:50 駿河台校舎 C110
|
学生への メッセージ |