2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | 素粒子物理学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 二瓶・出口 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L32A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 微視的物質科学の最前線にある素粒子物理学全般について、その基本的な概念や現象に焦点を合わせて講義する。クォーク・レプトンの性質やそれらの間に働く電磁相互作用、弱い相互作用および強い相互作用について、実験的側面を踏まえながら解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の量子力学および相対論の基礎知識 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 素粒子概論 |
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第2回 | Dirac方程式の復習 |
第3回 | 散乱行列 |
第4回 | 伝播関数 |
第5回 | 〃 |
第6回 | 量子電気力学 |
第7回 | 散乱断面積の計算例 |
第8回 | ファインマン則 |
第9回 | 弱い相互作用とパリティーの破れ |
第10回 | 弱い相互作用による崩壊 |
第11回 | ワインバーグ・サラム模型 |
第12回 | 強い相互作用とハドロン |
第13回 | クォークとカラー |
第14回 | 量子色力学 |
第15回 | 素粒子の標準模型 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
F. Halzen and A.D. Martin, Quarks and Leptons, Wiley
ハルツェン・マーチン 『クォークとレプトン』 培風館
原 康夫・稲見武夫・青木健一郎 『素粒子物理学』 朝倉書店
川村嘉春 『現代素粒子物理学』 サイエンス社
『素粒子標準模型入門』 コッティンガム・グリーンウッド シュプリンガー・フェアラーク東京
J.J.サクライ 『上級量子力学 I, II』 丸善
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート提出による。 |
質問への対応 | 授業終了後に受けつける。 |
研究室又は 連絡先 |
4号館2階420D室、内線412 E-mail: nihei@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 14:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |