2015年 大学院理工学研究科 シラバス - 不動産科学専攻
設置情報
科目名 |
都市景観特論
景観まちづくりの実践手法を学ぶ
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設置学科 | 不動産科学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡田 智秀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 多様な都市・地域開発そして地方活性化方策のなかで景観まちづくりが注目されている。本 講義では、水辺(ウォーターフロント)から都市部・田園地域に至るまで、幅広いエリアを対象として、具体的な景観まちづくり事例を取り上げ、景観まちづくりのあり方を考察するとともに、大都市・地方都市における景観計画の仕組みや評価法などを学習する。これら通じて「景観に配慮したまちづくり」の実践的手法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントを使用した講義形式。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
・選択 ・都市、土木、建築の景観デザインに興味があることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 本講義の全体の内容の紹介(シラバスを用いて)/授業の進め方 |
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第2回 | 景観論のねらい 景観計画・工学の現状/歴史的展開 |
第3回 | 景観の定義・概念 わが国における景観の定義/景観のこれまでの扱い(位置づけ)の変遷の概要/風景との相違 |
第4回 | 景観論の意義 景観を学ぶことの意義/景観の役割や景観の研究動向 |
第5回 | 景観の捉え方 変遷景観/シーン景観/シークエンス景観等 |
第6回 | 景観デザインの基礎知識 視覚の諸法則 |
第7回 | 景観法の成立背景と特徴 わが国の景観法と成立の経緯/具体的内容 |
第8回 | 景観計画の意義と実際 景観計画の必要性/景観計画の立て方 |
第9回 | 景観デザイン実践事例① 「田園地域」における景観デザインの要点 |
第10回 | 景観デザイン実践事例② 「緑」を活かした景観デザインの要点 |
第11回 | 景観デザイン実践事例③ 「都市型水郷地域」における景観デザインの要点 |
第12回 | 景観デザイン実践事例④ 「環境共生型集落」の景観デザインの考え方 |
第13回 | 景観デザイン実践事例⑤ 海岸防災と景観デザインの折り合い |
第14回 | まとめ |
第15回 | レポート提出+講評 |
その他
教科書 |
授業時に必要資料を適宜配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
参考書等は授業で紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
評価は出席(30%)、レポート(70%)により総合的に行う。ただし出席は「7割以上」を満た していること。 |
質問への対応 | 適宜受け付ける。有益な質問等は次回の授業等で紹介する。 |
研究室又は 連絡先 |
岡田研究室(御茶ノ水校舎1階)okada.tomohide@nihon-u.ac.jp(Tel.03-3259-0484) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (後期)御茶ノ水校舎1階の岡田研究室
木曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 (前期)御茶ノ水校舎1階の岡田研究室
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学生への メッセージ |
単体の建築や構造物を建設する場合でも、その行為は必然的に都市景観をつくることになる 。しっかりと社会性や都市・建築デザインの倫理観を身につけて欲しい。 |