2016年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 |
経済学特論Ⅱ
都市問題の経済学と不動産証券化
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 矢口 和宏 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C13S |
クラス | 企画経営 |
概要
学修到達目標 | 都市問題のうち、経済や経済学の出番となる分野を理解すること。具体的には、土地・住宅価格の理論、土地税制や土地利用規制の経済効果、住宅政策、環境と都市政策である。さらには、不動産と金融の融合分野である不動産証券化の基礎を理解すること。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書による授業形態がメインであるが、適宜プリントも配布する。 |
履修条件 | 特別な条件はないが、経済学特論Ⅰを受講していると理解がはやまる。 |
授業計画
第1回 | 都市問題の経済学 都市問題の経済学の方法論、そして都市問題の政策議論の初歩について |
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第2回 | 都市問題の経済学(1) 地価決定の理論を解説する |
第3回 | 都市問題の経済学(2) ヘドニックアプローチによる住宅価格決定理論を解説する |
第4回 | 都市問題の経済学(3) 土地税制の理論と現状を解説する |
第5回 | 都市問題の経済学(4) 土地利用規制の経済効果を解説する |
第6回 | 都市問題の経済学(5) 借地借家法と定期借地権の経済効果を解説する |
第7回 | 都市問題の経済学(6) 住宅市場における情報の非対称性を解説する |
第8回 | 都市問題の経済学(7) 住宅供給政策・家賃統制について解説する |
第9回 | 都市問題の経済学(8) 都市の環境政策について解説する |
第10回 | 都市問題の経済学(9) コンパクトシティについて解説する |
第11回 | 不動産証券化(1) 資産流動化型の不動産証券化のしくみを解説する |
第12回 | 不動産証券化(2) 開発型証券化のしくみを解説する |
第13回 | 不動産証券化(3) 不動産投資信託(J-REIT)を解説する |
第14回 | 日本経済と不動産市場の関係 国民経済と不動産市場の関連について解説する |
第15回 | 授業のまとめと試験の解説 |
その他
教科書 |
使用しない
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参考書 |
山崎福寿・浅田義久 『都市経済学』 シリーズ 新エコノミクス 日本評論社 2008年 第1版
不動産証券化協会 『全体像がわかる不動産証券化』 東洋経済新報社 2011年 第1版
山崎・浅田の参考書は2回目から10回目の授業に、そして不動産証券化協会の参考書は11回目から13回目の授業にそれぞれ対応している。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(100%) |
質問への対応 | 授業終了後に教室でうけつける |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
疑問が生じたら恥ずかしがらずに積極的に質問してください。そのことが理解の早道です。 |