2016年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 建築情報処理Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 秦・石鍋 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C22M |
| クラス | 1組 、 2組 | ||
概要
| 学修到達目標 | 建築で扱う情報処理技術の基礎を学習する.表計算ソフトを用いてデータ整理方法,グラフ作成などの基礎を学習し,情報処理技術を養う.建築分野における課題を通じて,データの分析能力を身につけることを目的とする. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
コンピュータ演習室にて授業を実施する.使用するソフトは,Micrsoft・Excelを中心に利用する.授業では,建築で扱うようなデータから,エクセル関数を用いてデータを整理する方法とその計算結果を利用して,結果を証明するためのグラフ表現方法を演習問題を多くこなすことで,情報処理技術を習得する. |
| 履修条件 | コンピュータの基本操作ができること.また,Microsoft・Word,PowerPointの使用できることが望ましい. |
授業計画
| 第1回 | Microsoft・Excelの基本操作,表の作成演習①(表作成の基本操作) |
|---|---|
| 第2回 | 表の作成演習②(データの並べ替え,検索方法などの操作方法) |
| 第3回 | 表の作成演習③(ページ設定および数式の利用方法) |
| 第4回 | 表の作成演習④(スケジュール表の作成) |
| 第5回 | エクセル関数を用いた表計算 |
| 第6回 | 基本的なグラフ作成方法 |
| 第7回 | データを利用したグラフ表現方法①(目的に合わせたグラフ選択) |
| 第8回 | データを利用したグラフ表現方法②(理論式と実験結果を評価するグラフの作成) |
| 第9回 | データを利用したグラフ表現方法③(応用演習) |
| 第10回 | 分析ツールを利用した波形処理方法 |
| 第11回 | エクセルを利用した統計処理①(統計の基本) |
| 第12回 | エクセルを利用した統計処理②(回帰分析) |
| 第13回 | エクセルを利用した統計処理③(母集団と標本) |
| 第14回 | エクセルを利用した統計処理④(確率分布) |
| 第15回 | 理解度確認演習 |
その他
| 教科書 |
特になし.
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| 参考書 |
日花 弘子 『仕事に役立つExcel統計解析 第3版』 ソフトバンク クリエイティブ株式会社 2012年 第3版
涌井 良幸,涌井貞美 『初歩からしっかり学ぶ 実習 多変量解析入門』 技術評論社 2011年 第1版
授業で取り扱う統計処理の基本的なことが書かれているので参考にしてほしい.
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| 成績評価の方法 及び基準 |
授業内で実施した演習問題の提出と理解度確認演習の結果に基づき成績を評価する. |
| 質問への対応 | 質問がある場合は,授業後およびオフィスアワーの時間に対応します. |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館6階564B室(秦) |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 13:00 ~ 14:00
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| 学生への メッセージ |
演習を多くすることで,エクセル操作に慣れることが重要です.また,目的に合わせたグラフを作成し,考察する力を身に着けることで,実験レポートや卒業研究に役立てられることを期待する. |