2016年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
| 科目名 | 構造力学演習D | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 浜原・福井 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | D24C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 構造力学で説明されていることは、自力で関連した問題を解くことによって初めて自分の知識として頭の中に定着する。この科目は構造力学Dで学ぶ撓み角法、固定モーメント法、D値法、塑性理論についての演習問題を解くことによってその習得をより確実なものとする。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
演習問題を自力で解いたものを毎週提出し、その後解説する。提出した解答は採点し、翌週返却する。 |
| 履修条件 | 構造力学Dを受講すること |
授業計画
| 第1回 | たわみ曲線式に関する演習問題 片持梁、単純梁のたわみと回転角 |
|---|---|
| 第2回 | たわみ角法基本式の誘導 断面力の符号と語句の定義/固定端モーメント/材端モーメントと回転角 |
| 第3回 | たわみ角法の計算手順 剛比、固定端モーメントの求め方/節点方程式と層方程式の求め方 |
| 第4回 | 節点が移動しないラーメンのたわみ角法による解法ー1(中間荷重なし) 節点にモーメント荷重を受けるラーメンと連続梁の断面力の計算 |
| 第5回 | 節点が移動しないラーメンのたわみ角法による解法ー1(中間荷重あり) 等分布荷重を受ける長方形ラーメンの断面力の計算 |
| 第6回 | 節点が移動するラーメンのたわみ角法による解法 柱の長さが異なるラーメンと柱脚ピンのラーメンの計算 |
| 第7回 | 固定モーメント法とは 固定モーメント法とたわみ角法の関係を明らかにする演習問題 |
| 第8回 | 固定モーメント法を用いた等分布荷重を受ける長方形ラーメン 分配率,固定端モーメント,分配モーメント,到達モーメント,材端モーメント スパン中央モーメントの求め方 |
| 第9回 | 固定モーメント法を用いた左右対称ラーメンの断面力の求め方 左右対称ラーメンの置換法/有効剛比の計算法/断面力の求め方 |
| 第10回 | 固定モーメント法を用いた他端ピン部材を有するラーメンの断面力の求め方 他端ピン部材の有効剛比の計算法/断面力の求め方 |
| 第11回 | D値法の概要 D値の計算法/柱せん断力,柱頭と柱脚のモーメントの計算法/梁モーメントとせん断力の 計算法/柱軸方向力の計算法 |
| 第12回 | D値法による2層2スパン長方形ラーメンの断面力の計算法 |
| 第13回 | 全塑性モーメント 塑性断面係数の求め方/塑性断面係数と全塑性モーメントの計算 |
| 第14回 | 荷重増分法による極限解析 荷重増分法による水平力を受ける長方形ラーメンの崩壊荷重の計算 |
| 第15回 | 上界定理による極限解析 上界定理による水平荷重と鉛直荷重を受けるラーメンの崩壊荷重の計算 |
その他
| 教科書 |
15回分の問題集とその解説・解答をmoodleにupするのでDown Load すること。
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
毎回の提出レポートの成績(25%)と定期試験の成績(75%)で評価する。 |
| 質問への対応 | 随時対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
1366 浜原・福井研究室 047-469-5527 hamahara@ocean.cst.nihon-u.ac.jp fukui.tsuyoshi@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
金曜 船橋 17:00 ~ 18:00
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| 学生への メッセージ |