ｺﾝﾋﾟｭｰﾀﾌﾟﾛｸﾞﾗﾐﾝｸﾞⅠ (F42M F43N)

学修到達目標	機械工学を含めほとんどすべての理工学の分野で、コンピュータを用いて複雑多量の計算を行い、かつそのデータを処理する必要がある。この技術の取得が本授業の目的である。
授業形態及び授業方法	コンピュータが使えるとは、（１）言語（本授業ではＣ言語）の文法　（２）プログラミング技法（３）コンピュータの操作　に熟知していることをいう。本授業では、その第一歩として、簡単な文法とプログラミング技法の説明と、プログラム作成の演習を行う。演習にはお茶の水校舎の計算機室を使用する。
履修条件	コンピュータ用語の知識があることが望ましい．

第1回	ガイダンスおよびコンピュータ概説　演習室・端末の使用方法，プログラミングについて
第2回	C言語の概説エディタ･コンパイルの説明，ファイル拡張子，ファイル管理
第3回	入力と出力(1) 　文法，コード記述法，main関数，printf関数
第4回	入力と出力(2) 変数，データ型，進数，配列，定数
第5回	入力と出力(3) 　加減乗除，インクリメント演算子，scanf関数
第6回	入力と出力(4) 　整数，浮動小数点の入出力，文字の入出力，キャスト変換
第7回	分岐(1) 　if文の用法，関係・等価・論理演算子，値の代入(インクリメント，デクリメント)
第8回	分岐(2) 　　switch文の用法，ジャンプ文(break，continue，goto，return)
第9回	繰り返し(1) 　for文, while文の用法
第10回	繰り返し(2) 　例題，演習を通して繰り返し文(while文，do-while文，for文)の理解を深める．
第11回	標準ライブラリ関数(1) 　算術処理関数(math.h)
第12回	標準ライブラリ関数(2) 　文字列処理関数(string.h)
第13回	自作関数　例題，演習を通して自作関数の理解を深める．
第14回	講義のまとめ　これまでの講義のまとめを行う
第15回	平常試験およびその解説

教科書	明快入門Ｃ（スーパービギナー編）、林晴比古、ソフトバンク
参考書
成績評価の方法及び基準	課題30%、平常試験70%とし100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとし、合格とする。
質問への対応	研究室にて随時対応する
研究室又は連絡先	駿河台校舎　3号館4階　349A室
オフィスアワー	木曜駿河台 12:10 ～ 13:10
学生へのメッセージ	自らコードを記述し，プログラミング技法を習得してください．

2016年 理工学部 シラバス - 機械工学科