2016年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
| 科目名 | 数学演習Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 林 安男 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | I51D |
| クラス | B | ||
概要
| 学修到達目標 | 「微分積分学Ⅰ」にひきつづき, 微分積分学I で学習したことを元にして,2変数関数の微分積分学を学習する. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
問題演習を伴う授業形態となる. |
| 履修条件 | 「微分積分学Ⅰ」を履修していること. |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス/教科書,参考書,単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識 の説明と確認。 無限級数(無限等比級数)・関数の展開とその収束半径 |
|---|---|
| 第2回 | 関数の展開(近似式):テイラー展開の公式。指数関数,正弦関数,指数関数のテイラー展開 |
| 第3回 | マクローリン展開(指数関数,正弦関数,指数関数の展開) |
| 第4回 | 不定形の極限(ロピタルの定理・平均値の定理の応用)の計算練習・曲線の長さ・重心 |
| 第5回 | 偏微分(定義と計算練習):x軸方向、y軸方向からの微分(1変数関数の微分の拡張)・計算公式 |
| 第6回 | 全微分と近似値:曲面を接平面で近似して得られる式・それを用いて近似値を計算する. |
| 第7回 | 合成関数の偏微分:1変数関数の合成関数の微分法の拡張・計算公式を導く |
| 第8回 | 2変数関数の極値問題(極値の必要十分条件):単独関数の極大・極小の求め方 |
| 第9回 | 2変数関数の条件付極値問題1(ラグランジュの未定乗数法):条件付関数の極大・極小を与える点の求め方(必要条件) |
| 第10回 | 2変数関数の条件付極値問題2(縁つきヘッシアン):条件付関数の極大・極小を与える点の求め方(十分条件) |
| 第11回 | 重積分と累次積分1(長方形の上の2重積分の計算法を練習する) |
| 第12回 | 重積分と累次積分2(曲線で囲まれた図形の上の2重積分の計算法を練習する) |
| 第13回 | 重積分と累次積分3(変数変換と円環上の2重積分の計算法を練習する) |
| 第14回 | 3重積分・体積(立体を単位体積1dxdydzの集まりと見てその体積を求める) |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 平常試験とその解答の説明および知識の再確認をする. |
その他
| 教科書 |
矢野健太郎,石原繁 『微分積分 』 裳華房 2006年 第19版
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|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
第15回に実施する平常試験の得点で評価する。その得点が合格点(60点)に達せず、しかし40点を超えている場合は不足分を小テストの得点で補填する。 |
| 質問への対応 | 授業中及び授業終了後教室内外で受け付けますが、授業中の質問が最も望ましい.というのは、ある一人が疑問に思うことは、たいていの場合同じことを他の数人が心中密かに疑問に思っている.したがって、その答えを皆が聞くことはその一人だけが聞くことより意味があるだろう. |
| 研究室又は 連絡先 |
毎週火曜1限の前後および毎週金曜1限の前後・2限の前後・昼休みに5号館の講師控室にいます. |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
演習を自分のペースで積極的に取り組むことを期待する。授業では取り上げない問題も取り組むようにしてほしい. 授業中の私語はまわりの人々への非常な迷惑になりますし、教室の雰囲気を悪化させます.私語に対しては次の方法で対処します:小テストおよび平常試験の得点から10点減点して私語の迷惑を蒙った周りのひとに分配します。 |