微分方程式論演習Ⅰ (M14M)

学修到達目標	微分方程式は，理工系各分野に於いて基礎となるのみならず，応用上も重要である。本演習では微分方程式論Ⅰで講義された解法を演習中に一人一人が実行することで、解法の定着を目標とする。
授業形態及び授業方法	主として通常の演習形式による。
履修条件	この演習は微分方程式論Ⅰと同じクラスで行う。前半クラスＡ（久保田）後半クラスＢ（林）である。上記に該当しない学生はどちらのクラスで履修してもよい。履修届けの際には注意すること。

第1回	教科書、参考書、単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする。
第2回	微分積分の演習(初等関数の微分法・不定積分・置換および部分積分法）をする。
第3回	微分方程式入門（微分方程式の作り方および解について）の演習をする。
第4回	変数分離形（１）の演習。
第5回	変数分離形（２）同次形の解法の演習。
第6回	１階線形微分方程式（１）の積分因子を用いた解法の演習。
第7回	１階線形微分方程式（２）未定係数法による解法の演習。
第8回	１階線形微分方程式（３）定数変化法による解法の演習。
第9回	ベルヌーイの微分方程式とリッカチの微分方程式の解法
第10回	総合演習（１）これまでの微分方程式を初期値問題を含めて解く。
第11回	２階線形微分方程式（１）同次形の解法の演習。
第12回	２階線形微分方程式（２）未定係数法による非同次形（多項式・指数関数）の解法の演習。
第13回	２階線形微分方程式（３）未定係数法による非同次形（三角関数）の解法の演習。
第14回	２階線形微分方程式（４）非同次形の定数変化法による解法と重ね合わせの原理による演習。
第15回	総合演習（２）これまでの微分方程式・オイラーの微分方程式を初期値問題を含めて解く。

教科書	教材については第一回演習で説明
参考書
成績評価の方法及び基準	平常点 (演習の回答状況) 60％及び、総合演習 (レポート) 40％による．
質問への対応	講義時間の前後，オフィスアワーで対応する．それ以外の時間で質問をしたい場合は，相談の上対応します．
研究室又は連絡先	第一回の授業時にお知らせします．
オフィスアワー	月曜駿河台 12:20 ～ 13:20 1号館1階講師室
学生へのメッセージ	熱意を持って取り組んでもらいたいと思います．

2016年 理工学部 シラバス - 物理学科