2016年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 環境科学 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 渡辺・浅井 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M24O |
クラス |
概要
学修到達目標 | 人類は産業革命以降、化石燃料を大量に消費する生活を行ってきた。その結果、化石燃料の枯渇が問題にされると同時に、地球規模の環境破壊が生じるようになった。20世紀の急速な科学技術の発展は、先進工業国と第三世界という言葉が作られたように、貧富の格差を生み出した。前者はエネルギーを大量に消費する社会を築く一方、後者はエネルギー不足の中で暮らしている。世界的にみるとエネルギーの分配においては、極めて不平等な状況が作られている。これからの世界を考えると、先進工業国では省エネルギーに努めなければならないが、第三世界のこれからの発展を考えると、新たなエネルギー源を手に入れる必要があろう。本講義では、環境とエネルギーをテーマとして人類の永続について考える。 |
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授業形態及び 授業方法 |
PCとプロジェクターを使用。資料を配付する。 |
履修条件 | エネルギーと環境に関する新聞報道 |
授業計画
第1回 | 地球環境とは何か |
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第2回 | 人間生活とエネルギー その1 木炭から石炭へ |
第3回 | 人間生活とエネルギー その2 石炭から石油へ |
第4回 | 人間生活とエネルギー その3 石油から原子力へ |
第5回 | 環境問題 |
第6回 | 地球温暖化現象 |
第7回 | 環境問題における世界の取り組み |
第8回 | 環境行政 日本の取り組み |
第9回 | 廃棄物問題 |
第10回 | 資源とリサイクル |
第11回 | 石油代替エネルギー源 |
第12回 | 原子力 |
第13回 | 放射性廃棄物 |
第14回 | 未来のエネルギー源と環境 |
第15回 | 成長の限界と世代間倫理 |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポートで評価する。 講義の内容がレポートに反映されていることを基準とする。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台410B uematsu@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
現在、地球環境の中で人類が置かれている状況を理解すると共に、これからの地球環境がどうなるのか、しっかりと考えましょう。 |