2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語初級Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 飯沼 隆一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q13K |
クラス | 建築・海建 |
概要
学修到達目標 | この時間はドイツ語文法Ⅱと連動し、単語の知識とやさしい基礎表現の習得を目指します。 発音はローマ字読みに近いのでなるべく早い時期に綴りを見て読めるようにしましょう。その上で各課の文法説明を理解し、読章(簡単な文章)を訳し、練習問題で日常的表現になれるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業ではまず教師が文法項目を説明、読章部を全体で音読、担当するものが一部音読・和訳 、その後教師が解説というかたちになります。 |
履修条件 | 前期で学んだドイツ語の基礎があることが望ましい。後期は辞書を用い自主的な学習がある 程度求められる。 |
授業計画
第1回 | 第7課「これからカフェに行きましょう」前置詞(意味ではなく、次にくる名詞の格=格支配によるグループ分け)。 |
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第2回 | 前置詞と定冠詞との融合形。前置詞は句ではなく、短くても覚えやすい文の中で練習する。 <コラム>誰かを好きになったら(Ich liebe dich)。 |
第3回 | 第8課「犬の写真を撮ってもいいですか?」話法の助動詞(英語の法助動詞、canやmustに当たるもの)。話法の助動詞の現在人称変化。 |
第4回 | 話法の助動詞の主な意味(話法の助動詞は6つあり、それぞれ1つの意味に限らない)。不定代名詞man。<コラム>ドイツの犬ダッケル(ダックスフント)。 |
第5回 | 第9課「その列車は何時に出発するの?」分離動詞(前綴りを持つドイツ語特有の動詞の形)。命令形(2人称代名詞が3種あり命令の形も同内容でも3つに分かれる)。 |
第6回 | 時刻表現(公式表現と日常表現がある、数詞の知識が必要)。<コラム>Alzheimerとは誰のことか。 |
第7回 | 第10課「サッカーに興味があります」形容詞の用法(述語的、付加語的、副詞的用法の3種)。形容詞の格変化(付加語的用法の場合)。 |
第8回 | 再帰動詞と再帰代名詞(動詞には他動詞、自動詞、再帰動詞、非人称動詞の区別がある)。 <コラム>2014年サッカー・ワールドカップのドイツ代表。 |
第9回 | 第11課「モーツアルトだったよね?」動詞の3基本形(英語と同様に不規則動詞が重要になる、ドイツ語の場合さらに分離動詞、非分離動詞のケースに注意)。 |
第10回 | 過去人称変化(過去形すべてに同形の人称変化語尾がある)。従属の接続詞(副文をつくる)。<コラム>きよしこの夜。 |
第11回 | 第12課「ミュンヘンで何を見物したの?」現在完了(同じ「~した。」を表すとき、英語と異なり、過去形は書き言葉的で、話し言葉は現在完了形を用いることが多い)。 |
第12回 | 分離動詞の現在完了(文末に来る過去分詞の形に注意する)。過去と現在完了の使い分けについて(第11回の内容、ただし例外もあり)。 |
第13回 | 中級へのステップ。形容詞と副詞の比較級・最上級。zu不定詞。受動態(日本語と異なり英語やドイツ語では重要な形式)。 |
第14回 | 関係代名詞(定関係代名詞と不定関係代名詞)。接続法(仮定法、Ⅰ式とⅡ式に分かれる。変化、用法など詳細にわたるので重要なⅡ式を学ぶ)。 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
秋田他 『イン・ドイチュラント』 朝日出版社 2016年 第1版
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参考書 |
高田博行 『素朴なぎもんからわかるドイツ文法』 郁文堂 2013年 第4版
市川他 『ドイツ語ステップアップ(新訂版)』 郁文堂 2010年 第5版
バイスヴェンガー他 『新独検4級合格講座―入門ドイツ語ステップ・イン』 三修社
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験80%、平常点20%で評価します。なおドイツ語検定試験合格した場合には考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めません。 |
質問への対応 | 授業時間の前後、または月曜3,4時限前後に5号館講師控室で対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
5号館講師控え室、月曜3~4限とその前後にいます。それ以外は初修外国語研究室(541)へ連絡してください。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
英語以外の言語をやってみてはじめて外国語というものの理解が深まり、また客観的に見る こともできるようになると思います。少しでも外国語に興味がある人は歓迎します。 |