2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 |
教養ゼミナール
量子テレポーテーション
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|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 佐甲 徳栄 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q25U |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 「量子テレポーテーション」を題材として、ミクロの世界を記述する量子力学の基礎を学習する。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
テキストを輪読形式で読む(必要に応じて講義も行う)。毎回事前に担当者を数名決めて、担当者による発表を行い、その内容について全員で議論を行う。 |
| 履修条件 | 選択科目。特段予備知識は必要ではないが、ミクロの世界の現象について関心を持つことが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | マクロの世界とミクロの世界について |
|---|---|
| 第2回 | 原子は何故つぶれないのか? 量子力学の必要性 |
| 第3回 | 原子の構造 電磁波の放射 |
| 第4回 | 量子力学の誕生 粒子性と波動性 |
| 第5回 | コペンハーゲン解釈:確率解釈と波の収縮 |
| 第6回 | 量子力学の多世界解釈 |
| 第7回 | 同時進行する複数の世界 |
| 第8回 | 干渉するミクロの世界と干渉しないマクロの世界 |
| 第9回 | シュレディンガーの猫は死んだのか |
| 第10回 | 分離不可能性と不確定性原理 |
| 第11回 | 「確率解釈」を導く |
| 第12回 | 光の量子力学 |
| 第13回 | 宇宙から見た量子力学 |
| 第14回 | 多世界解釈の世界像 |
| 第15回 | まとめ:更に勉強するために |
その他
| 教科書 |
和田純夫 『量子力学が語る世界像』 講談社 2008年
授業で指示(教科書はまとめて授業中に購入します)。
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|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
発表(50%)+レポート(50%)による。 |
| 質問への対応 | 授業中随時。 オフィスアワー:火曜日 午後0時15分~午後1時15分 その他おもに、火・水・金曜日に質問を受け付けます。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎 1号館4階 141B室 メールアドレス:sako@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp TEL:047-469-5260 |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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| 学生への メッセージ |
楽しく勉強しましょう。 |