教養ゼミナール (Q35G)

学修到達目標	宇宙のしくみと人類の起源の探求を通じ，科学の各分野のつながりを知る．宇宙１３７億年の歴史に身を委ね，自然を理解することの意味を学ぶ．発表の技術を身につける．
授業形態及び授業方法	ゼミ形式で行う．各週の担当者が，自分の担当範囲について十分に理解した上で，他の参加者にわかりやすく報告する．
履修条件	自分がなぜ生まれてきたのか知りたい方．

第1回	輪読（１）　宇宙を表すー言葉と用語　国語的な表現、数学的な表現、物理的な表現
第2回	輪読（２）　宇宙を表すー言葉と用語　天文学的な表現、天文学の業界用語
第3回	輪読（３）　宇宙観の変遷：星座と神話
第4回	輪読（４）　現代の宇宙像：天体の階層構造
第5回	輪読（５）　母なる星：太陽
第6回	輪読（６）　太陽系最前線：構造と形成
第7回	輪読（７）　恒星の世界：星の種類と進化
第8回	輪読（８）　活動する天体：ブラックホール降着円盤
第9回	輪読（９）　天界の大河：天の川銀河の構造
第10回	輪読（１０）　銀河の領域：銀河の分類と活動
第11回	輪読（１１）　宇宙の変転：ビッグバンと宇宙の未来
第12回	輪読（１２）　見えない宇宙：ダークマターとダークエネルギー
第13回	輪読（１３）　第二の地球：宇宙と生命
第14回	輪読（１４）　青い惑星：地球システム
第15回	まとめと議論

教科書	福江　純『そこが知りたい☆天文学』日本評論社２００８年第1版
参考書	二間瀬敏史『なっとくする宇宙論』講談社 1998年杉山直『膨張宇宙とビッグバンの物理』岩波講座物理の世界岩波書店 2001年和田純夫『宇宙創成から人類誕生までの自然史』ベレ出版２００４年 Michael A. Seeds, Dana E. Backman 『最新天文百科』丸善２０１０年
成績評価の方法及び基準	出席，発表，授業への参加の仕方で評価する．レポートを課す場合もある．
質問への対応	随時．(オフィスアワー以外でも，可能な限り受け付けます．)
研究室又は連絡先	研究室　船橋校舎1号館2階121B室連絡先　内線5215 　　　　iguchi.h_AT_phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜船橋 12:10 ～ 13:10
学生へのメッセージ	十分な準備のもとに出席してください．わからないことは随時質問しましょう．受講希望者多数の場合は，受講制限を行う場合があります．

2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎