2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教養ゼミナール | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 石浜 弘道 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q35K |
クラス |
概要
学修到達目標 | 西洋文明のルーツであるキリスト教の聖書をしっかりと読むことによって、西洋世界の考え 方や文化を理解していきたい。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
基本的に「聖書」を声を出して読むことに重点を置きつつ、その内容について思うことを語 りながら、聖書的世界についての理解を深めていきたい。また理解を深めるために各自一回は自分で選択した聖書の箇所をレポート・口頭発表で報告。(必要に応じてパワーポイントやビデオを使用、なお少人数のゼミで行うため人数制限があることに注意) |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | この教養ゼミナールを受講する意味と聖書的世界の紹介 |
---|---|
第2回 | 旧約の世界を通して、西洋人の精神的ふるさとでもあるユダヤの世界に触れてみたい。 (以下学生による聖書購読、随時発表を含む) |
第3回 | 創世記ーー神の天地創造とはいかなるものであったか。その現代的意義を考えたい。 |
第4回 | 出エジプト記ーーユダヤ人のおきて「律法」とはいかなるのであったのか。それは今日の私達の生活にどのような影響をもたらしているか。 |
第5回 | イエスの宗教ーーユダヤ教徒イエスはなぜに迫害され殺されたのか。 |
第6回 | 福音書ーーイエスの愛の教え |
第7回 | イエスからキリストへーー十字架を通しての新たな展開 |
第8回 | キリスト教の出発ーー使徒行伝、イエス解釈の変容 |
第9回 | 部族宗教から世界宗教へーーパウロの伝道、割礼をどう考えるか |
第10回 | 救い主キリストーー人間イエスから神の子キリストへの展開とその神学的意義 |
第11回 | コリント人への手紙Ⅰ,Ⅱ ローマ人への手紙 |
第12回 | ヨーロッパ伝道の成功、中世ヨーロッパ・キリスト教世界の出現 |
第13回 | 近世へーールターの宗教改革と新天地アメリカにおけるキリスト教の発展 |
第14回 | 宗教と文化と風土と人間ー今日におけるキリスト教および宗教一般の意味 |
第15回 | 受講者の口頭発表によるプレゼンティーションの訓練と聖書理解の確認 |
その他
教科書 |
『新約聖書』 日本聖書協会、その他
|
---|---|
参考書 |
研究室、図書館にある参考資料の活用及び各自の発表内容についての質問に関する研究室での対応
|
成績評価の方法 及び基準 |
プレゼンテーション「聖書を読む」口頭発表(30%)とレポート(50%)と授業への積極的参加(20%)による総合評価 |
質問への対応 | 討論形式で、基本的にその場で回答 |
研究室又は 連絡先 |
研究室――船橋校舎532人文研究室(主に火、水曜日) メールアドレス ishihama.hiromichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:00 ~ 13:00
水曜 船橋 18:10 ~ 19:00
|
学生への メッセージ |
すべての学生が発表内容に対して質問するなどして議題に積極的に参加することがのぞましい。 |