2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 応用経済学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 鈴木 明 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 水曜3 水曜4 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | R24T R33Q R34B S23A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本講義では「経済学の基礎」の講義を受けて,マクロ経済学・ミクロ経済学のより進んだ内容を学び,受講者が現実の経済を客観的に把握し,積極的に経済情報に接した上で各自判断ができるようになることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で授業を進めるが,必要に応じて小テストを行う他,官庁の統計資料を調べるなどの課題を課し,受講生にも積極的に授業に参加してもらう. |
履修条件 | 選択 環境ライフサブメジャー・コース設置科目 教養教育科目 |
授業計画
第1回 | 本講義の概要と講義範囲 (1)本講義の内容 (2)準備学習についての注意 (3)成績評価の説明 |
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第2回 | 序論 (1)日本経済の現況 (2)統計数字から見た日本経済 |
第3回 | 財政と財政政策 (1)財政の役割 (2)財政政策:租税政策,公共投資,社会保障支出 |
第4回 | 金利と経済 (1)金利の概念 (2)金利の経済活動への影響 |
第5回 | 中央銀行と金融政策 (1)中央銀行の役割 (2)金融政策:公定歩合操作,公開市場操作,預金準備率操作 |
第6回 | 国民経済の景気循環 (1)景気循環の諸局面 (2)景気循環の種類 (3)戦後日本の景気循環 |
第7回 | 経済成長 (1)経済成長の意味 (2)経済成長の要因 (3)戦後日本の経済成長 |
第8回 | インフレーションとデフレーション (1)インフレーションとデフレーションの意味 (2)いろいろな物価指数 (3)物価指数の算出法 (4)戦後日本の物価変動 |
第9回 | 雇用と失業 (1)失業の問題点 (2)戦後日本の雇用状況 |
第10回 | 為替相場 (1)為替相場の意味 (2)為替相場と経済活動 (3)戦後円相場の歴史 |
第11回 | 経済学と環境 (1)経済学の考え方 (2)環境問題と経済学 |
第12回 | 経済学と環境 (1)公共財 (2)公共財としての環境 |
第13回 | 経済学と環境 (1)外部不経済 (2)外部不経済と環境 |
第14回 | 経済学と環境 (1)環境問題解決の手段 (2)環境税 (3)補助金 |
第15回 | 理解度確認試験及びその解説 授業の理解度を確認するための試験とその説明 |
その他
教科書 |
使用しない
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参考書 |
藪下史郎他編 『入門・経済学』 有斐閣 2013年 第3版
J.E.スティグリッツ 『マクロ経済学』 東洋経済新報社 2007年 第3版
細田衛士,横山彰 『環境経済学』 有斐閣 2007年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
成績は第15回目実施の理解度確認試験を70%,平常点(複数回実施する小テスト等)を30%としてつける.なお理解度確認試験は参考書,ノート,電卓等の持ち込みは一切不可とする. |
質問への対応 | 授業中,オフィスアワー時に対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館4階542室 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:40 ~ 18:10
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学生への メッセージ |
「経済学の基礎」を受講していることが望ましい.また上述のように本講義では受講生にさまざまな課題を課す.したがって自分で勉強する意欲がないと単位取得は難しい.やる気のある受講生を望む. |