2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 美学・宗教論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 雨宮 久美 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T11N |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 救いと癒しを求めて永遠なるものを追い求める私たちの避けがたい営みは、端的に美的世界 と信仰的生き方をその対象にすべきと考える。そこで美の普遍性と癒しの形態、宗教の世界の救いの現実性を考察する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式でおこなう。 |
| 履修条件 | 選択 文化教養サブメジャー・コース設置科目 総合教育科目、両コース共通 |
授業計画
| 第1回 | 美とは何か |
|---|---|
| 第2回 | 美と芸術 美における真理性と虚偽性の問題および他の学問領域との比較から美の独自性を考察 |
| 第3回 | カントの主観主義的美学(1) 芸術の語源と分類 |
| 第4回 | カントの主観主義的美学(2) カントはいかにして美の普遍性を証明しようとしたか |
| 第5回 | ガダマーの存在論的美学 |
| 第6回 | ハイデガーの芸術解釈 |
| 第7回 | ショーペンハウアーによる芸術的救済 |
| 第8回 | 宗教と芸術の調和 |
| 第9回 | 宗教と芸術の対立 |
| 第10回 | キリスト教を題材とした芸術作品 |
| 第11回 | キルケゴールの実存思想 |
| 第12回 | 実存の三段階における宗教と芸術の関係 |
| 第13回 | 癒しとエクスタシー |
| 第14回 | 宗教の未来 霊性の宗教の可能性 |
| 第15回 | 授業内試験、および授業全体に対する総括 |
その他
| 教科書 |
石浜 弘道 『芸術と宗教 キリスト教的視点より』 北樹出版 2014年 第三版
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
全講義中難易度の高い講義に際してはリアクションペーパー等によりその理解度を確認する。また全体的な知識の理解度を定期試験で評価。 総合評価は試験(60%) 提出レポート1回(10%) リアクションペーパー内容(30%) GPA制度の基準に従って合否および優劣の評価を行う。 |
| 質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 00:00 ~ 00:00
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| 学生への メッセージ |
日常の中で芸術作品を鑑賞するように心がけ、自分自身が感じる美とは何かを考えてください。 |