2016年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
総合講座
言語と社会
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 郭 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T55E |
クラス | 全学科 |
概要
学修到達目標 | 世界にはたくさんのことばが存在している。言語は国境をやすやすと越えてしまう一方で、国内に複数の言語が共存しているのも世界の「常態」である。 本講座では、ことばを切り口に世界を一周することで言語の多様性と社会の多様性について知り、日本語と英語だけにとどまらない豊かな言語観を身に付けることを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
担当6名による連続講義形式で進める。 なお15回目はパソコン教室において、まとめおよびレポートの作成を行う。 |
履修条件 | 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目。 特定の予備知識は前提としないが、世界に目を向ける好奇心は不可欠。 |
授業計画
第1回 | 授業の紹介、説明: ・総合講座の進め方 ・課題の作成方法及び提出について |
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第2回 | 中国語と中国語圏1: 中国語をメインに紹介する ・中国語の特徴 ・方言と標準語 ・日本語の中の中国語と中国語の中の日本語 |
第3回 | 中国語と中国語圏2: 中国語が話される国々・地域をメインに紹介する ・中国語使用地域 ・13億人の言語事情 ・世界の華僑と中華街 |
第4回 | ロシア語とロシア語圏1:ロシア語をメインに紹介する ・ロシア語の特徴 ・日本語の中のロシア語とロシア語の中の日本語 ・文字の話 |
第5回 | ロシア語とロシア語圏2:ロシア語が話される国々・地域をメインに紹介する ・ことばに残るロシア、ソ連の歴史 |
第6回 | 視聴覚資料:言語と社会の関係について理解を深める |
第7回 | ドイツ語とドイツ語圏1:ドイツ語をメインに紹介する ・ドイツ語の特徴 ・ゲルマン語としてのドイツ語 ・日本語/英語への影響 |
第8回 | ドイツ語とドイツ語圏2:ドイツ語が話される国々・地域をメインに紹介する ・ドイツ語使用地域 ・方言と標準語 ・日本とのつながり |
第9回 | オランダ語とオランダ語圏1:オランダ語をメインに紹介する ・オランダ語の特徴 ・方言と標準語 ・日本語への影響 |
第10回 | オランダ語とオランダ語圏2:オランダ語が話される国々・地域をメインに紹介する ・オランダ語が使用される諸国 ・ベルギーにおける言語事情 ・日本とのつながり |
第11回 | フランス語とフランス語圏1:フランス語をメインに紹介する ・日本語の中のフランス語 ・フランス語の威信 ・規範主義と純粋主義 |
第12回 | フランス語とフランス語圏2:フランス語が話される国々・地域をメインに紹介する ・フランス語が使用される諸国 ・フランコフォニー ・クレオール |
第13回 | 英語と英語圏1:英語をメインに紹介する ・英語の特徴 ・英語らしさとは何か ・日本語と英語 ・英語の中の外来語 |
第14回 | 英語と英語圏2:英語が話される国々・地域をメインに紹介する ・公用語としての英語 ・世界共通語としての英語 ・英語と社会的属性 |
第15回 | まとめと質疑応答 レポートの作成と提出 |
その他
教科書 |
必要に応じて資料を配付する。
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参考書 |
『ことばと社会』 三元社
その他の参考図書は講義の中で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート50%、出席確認を兼ねる毎回のリアクション・ペーパーの提出50%として総合的に評価する。 ただし5回以上欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 適宜講義の中で質問を受け付ける。またメールによる質問も可能。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎5号館4階541室、駿河台校舎3号館3階331室(郭、時田、石部、岩崎) 駿河台校舎3号館3階332-B室(ヴァンバーレン) 船橋校舎5号館4階543-B室(秋庭) 各担当者のメールアドレスは、授業時に提示する。 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 15:00 ~ 16:00 時田伊津子
火曜 駿河台 12:20 ~ 13:00 ルート・ヴァンバーレン
火曜 船橋 12:20 ~ 13:20 秋庭大悟
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:30 郭海燕
水曜 駿河台 14:00 ~ 15:00 石部尚登
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学生への メッセージ |
豊かな知識や教養の始まりは好奇心を持つことです。あなたの好奇心と共に一緒に言葉の旅をしましょう。 講義資料がムードルにアップされます。http://moodle.ce.cst.nihon-u.ac.jp/にアクセスして、「一般教育」をクリックして、「総合講座2016 言語と社会」を選んでください。 |