2016年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
| 科目名 | 電気計測Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 田邊 一夫 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | E14L |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 電気計測 I ,II は電気磁気学および回路理論で学ぶ電気電子系の基礎知識と,基礎電気工学実験から得られる電気量の関連を知るために重要な科目である。電気計測 I では,測定の基礎,種類,誤差,統計処理法及び測定器の原理,電圧,電流,抵抗の測定方法などを学ぶ。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義を主とするが、宿題を交えながら進める。 宿題を解くことで理解を深める。 |
| 履修条件 | 微分,積分,三角関数の基礎的事項 |
授業計画
| 第1回 | 講義概要 (1)電気計測とは (2)科目相互の関連性 |
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| 第2回 | 測定の基礎 (1)測定一般 (2)測定法の種類 (3)誤差 (4)統計処理 (5)測定の精度 |
| 第3回 | 測定の基礎 (1)供給機器と供給値の誤差 (2)近以計算 (3)誤差伝搬の法則 (4)有効数字 |
| 第4回 | 単位の実現 (1)基本単位 (2)電気単位 (3)電気単位標準の決定法 |
| 第5回 | 指示計器一般 (1)指示計器の分類 (2)指示計器の構成 (3)誤差の要因 (4)指針のない計器 |
| 第6回 | 可動コイル計器 (1)特徴 (2)動作原理 (3)電流計 (4)電圧計 |
| 第7回 | テブナンの定理 (1)テブナンの等価回路 (2)電圧計 ・ 電流計の負荷効果 |
| 第8回 | 理解度確認テスト及び解説 |
| 第9回 | 他の指示計器,積算計器,記録計器 (1)可動鉄片形 (2)電流力計形計器 (3)整流計器 (4)静電形計器 |
| 第10回 | 電圧 ・ 電流の測定 (1)電位差計法 |
| 第11回 | 特殊な電圧 ・ 電流測定法 (1)導体電流の測定 (2)導体周辺の磁界を測る方法 |
| 第12回 | 抵抗の測定 (1)電圧電流計法 (2)抵抗計 (3)ホイートストンブリッジ (4)電流 ・ 電圧平衡法 |
| 第13回 | 低抵抗の測定 (1)4端子抵抗器 (2)4端子抵抗測定法の例 |
| 第14回 | 高抵抗の測定,特殊な抵抗の測定 (1)漏れ電流と遮へい (2)3端子測定法の例 (3)電解液の抵抗測定 (4)接地抵抗の測定 |
| 第15回 | 理解度確認テスト及び解説 |
その他
| 教科書 |
菅野允 『改訂 電磁気計測』 コロナ社 1982年 第12版
教科書の内容は実験レポートなどの作成に利用できるので読んでおくこと。
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
出席が総授業回数の3/5に満たない場合は、履修放棄として扱い学業成績の査定は行わない。 理解度確認テスト(80%) 学習態度,宿題など (20%)を総合的に評価する |
| 質問への対応 | 随時。教室および研究室 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室:9号館1階916F室 メールアドレス:授業中に指示する |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:15 ~ 13:15 9号館1階916F室。担当は田邊。
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| 学生への メッセージ |
実験レポートのデータ整理に教科書を利用すると良い。 |