情報処理基礎演習 (E31L)

学修到達目標	情報処理基礎演習は、主として‘表計算ソフト(Excel)および数式処理ソフト(Mathematica) を用いて物理現象を理解する’ ことを目的とした講義および実習を行う。表計算ソフトに慣れるような実習の後、。物理現象を表計算ソフトを用いて理解する講義では、特にグラフの意味を吟味することに主眼を置く。
授業形態及び授業方法	１２号館地下のパソコンを用いた実習中心に進める。また、ウェブを利用した授業支援も行う。　ホームページアドレス：http://ultra2.phys.cst.nihon-u.ac.jp/
履修条件	専門教育科目／選択（情報分野）

第1回	全１５回の講義内容の概略説明 Ⅰ　表計算ソフトおよび数式処理ソフトの概要　①　表計算ソフトとは何か？　②　数式処理ソフトとは何か？　③　各種言語と表計算との関連
第2回	Ⅱ　ウインドウズの基礎　①　コンピュータ・アプリケーションの起動と停止　②　ファイルの保存
第3回	Ⅲ　表計算ソフトの基礎　①　合計・平均の計算　②　数列・漸化式
第4回	③　絶対参照・相対参照　④　関数　⑤　関数　⑥　順位の計算　⑦　掛け算九×九表の作成
第5回	Ⅳ　表計算ソフトの応用　①　ITパスポート試験に見る表計算の役割
第6回	②　グラフィック処理　　　・実験データのグラフ処理　・関数のグラフ処理　・グラフオプション
第7回	中間テスト及びその解説
第8回	Ⅴ　表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解　①　落下運動とグラフ
第9回	②　波動の式とグラフ
第10回	③　うなりの式とグラフ　④　カオス・フラクタルとグラフ
第11回	Ⅵ　表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学の理解　①　台形則を用いた積分の近似計算
第12回	②　モンテカルロ法を用いた積分の近似計算
第13回	③　微分方程式の近似計算
第14回	最終テスト及びその解説
第15回	総合演習

教科書	自作教科書をガイダンス時に配布
参考書	各テーマごとに講義の中で紹介する。
成績評価の方法及び基準	（１）授業への取組状況・課題レポートなど平常点５０％，平常試験５０％（２）出席回数が総授業回数の５分の３（９回）に満たない場合は，履修放棄として取り扱い，学業成績を評価E（判定不可）とする。
質問への対応	研究室において随時対応する。
研究室又は連絡先	研究室：船橋校舎4号館442号室　E-mail: komada.toshihiko"@"nihon-u.ac.jp （実際のアドレスは"を除いたもの）
オフィスアワー	月曜船橋 12:10 ～ 13:10 水曜船橋 16:40 ～ 17:40
学生へのメッセージ

2016年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科