2016年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 分析・無機化学概論 | ||
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設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 小川 惠三 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K22A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 専門科目として設置されている「無機化学」「分析化学」系の科目を修得するための基礎を学習し、大学生として要求されるこの分野の知識を身につける。 在学中の多数の実験科目に必須の基礎を学習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各回ごとに授業内容のテーマを決め、トピックスなどを織り交ぜながら板書を中心に授業を進めて行く。 ほぼ毎回、前回の授業内容の演習を行いますので、各自が理解していない内容の確認・復習に役立てて下さい。 |
履修条件 | 1.高校の化学ⅠおよびⅡを修得していることを前提に授業を進める 2.高校で化学を履修しなかった人、化学Ⅱを履修しなかった人は補充教育科目を履修すること。 |
授業計画
第1回 | 序論 大学での化学について |
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第2回 | 元素の起源 元素、原子の構成、表記の方法 |
第3回 | 原子量と分子量 溶液の濃度 |
第4回 | 周期律表 周期と族 電子配列 典型元素と遷移元素 |
第5回 | 電子配列と量子数 原子の化学的性質を決める要因 |
第6回 | 自然界に存在する形 単原子分子、分子、同位体 平常試験とその解説 |
第7回 | イオンと電子配列 電気陰性度 |
第8回 | イオン化エネルギーと電子親和力 |
第9回 | 化学結合 イオン結合、金属結合 |
第10回 | 共有結合 平常試験とその解説 |
第11回 | 溶液 酸・塩基 |
第12回 | pH pKa 中和反応 |
第13回 | 中和滴定の基礎 |
第14回 | 元素、原子、分子、結合に関わる基本の総括 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
荻野博・飛田博実・岡崎雅明 『基本無機化学 』 東京化学同人 2006年 第2版
理工学部物質応用化学科も使っている教科書です。
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参考書 |
齋藤勝裕 『ステップアップ 大学の総合化学』 裳華房 2008年 第1版
無機化学の基本は変わりません。古くても良い参考書は多数あります。各自に合った参考書を図書館等で捜して下さい。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み(20%)、平常試験(80%) 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は履修放棄とみなし、成績の査定は行いません。 |
質問への対応 | 授業終了後の教室。 研究室でも随時。 |
研究室又は 連絡先 |
小川惠三:船橋校舎8号館835A室 電話:内線5477 メールアドレス:ogawa.keizou@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 小川惠三 船橋校舎835A
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学生への メッセージ |
1年生後学期以降に設置されている専門科目を修得するのに必要な知識を学ぶ科目です。自分に足りないところは積極的に勉強し、以後の専門科目の学習に備えて下さい。 |