2016年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 無機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 小川 惠三 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K24L |
クラス |
概要
学修到達目標 | 原子の構造・元素の性質という化学の基本・基礎を学び、今後の学習基盤となる知識を身に付ける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書だけではなく、化学界のトピックスを紹介しながら進めます。また、適宜補助教材を使用して解説します。ほぼ毎回、前回の授業内容の演習を行い、理解の様子を見ながら進めます。 |
履修条件 | 分析無機化学概論、物理化学概論、物理化学Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 無機化学の概説 前学期の分析・無機化学概論からのつながり、 |
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第2回 | 三態 気体、液体、固体 状態を分ける要因 分子間力(分子間相互作用)と化学結合 |
第3回 | 分子の形 分子を見る |
第4回 | 無機分子の特徴 結晶とアモルファス |
第5回 | 結晶 結晶とは 空間対称性 長さの単位 |
第6回 | 金属結晶、イオン結晶、超伝導とは |
第7回 | 平常試験と解説 |
第8回 | 無機材料と先端技術 日本で発明・開発された無機材料、日本が強い無機材料 |
第9回 | 希ガス(18族) |
第10回 | アルカリ金属(1族)、ハロゲン(17族) |
第11回 | アルカリ土類(2族) |
第12回 | 13~16族 |
第13回 | 金属と配位結合 |
第14回 | 金属元素 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
荻野博、飛田博実、岡崎雅明 『基本無機化学』 東京化学同人 2007年 第2版
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参考書 |
鵜沼英郎、緒方健明 『理工系基礎レクチャー 無機化学』 化学同人 2007年
齋藤勝裕 『ステップアップ 大学の総合化学』 裳華房 2008年
井上祥平 『化学 物質と材料の基礎』 化学同人 1998年
真下清、鈴鹿敢、沼田靖、山田和典 『物理化学入門』 東京教学社 2007年 第1版
無機化学の基本は変わりません。古くても良い参考書は多数あります。各自に合った参考書を図書館等で捜して下さい。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み(20%)、平常試験(80%) 出席数が総授業時間数の3/5に満たない場合は、履修放棄とみなし、成績の査定は行いません。 |
質問への対応 | 授業終了後の教室。研究室での質問も受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 8号館835A号室 電話:内線5477 e-mail:ogawa.keizou@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
無機化学は重要な基礎です。予習復習を怠らず、不明点・疑問点は積極的に質問して下さい。高校時代の化学の教科書や、図書館も利用して着実に基礎知識を身に付けて下さい。 |