2016年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 |
生命の科学
現代医療とバイオサイエンス
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 上野 光一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N53P |
クラス |
概要
学修到達目標 | 現代社会における医療をめぐる様々な問題を、自らの頭で考え、そこから解決の糸口を見いだせる思考力を養うことを目標とする。また、雑誌や新聞などの医療にかかわる記事を読む際に、問題点を把握し理解が出来るような基本的な知識と素養を身につけることも目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を使用するほか、PCプロジェクターを用いて講義する。 |
履修条件 | 高校の生物学の知識をベースに持っていれば問題なく講義は理解出来る。 |
授業計画
第1回 | 15回の講義内容の全体の解説 |
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第2回 | 代謝とエネルギー 3度の食事とエネルギー サプリメントの効能と限界 |
第3回 | 生命のメカニズムーDNA,細胞ー 遺伝子から細胞 |
第4回 | 細胞内外の情報伝達 遺伝子工学 |
第5回 | 細胞分裂のしくみと制御 |
第6回 | 発生と分化 |
第7回 | 細胞のストレス応答機構 がんと遺伝子 |
第8回 | 免疫学システムのしくみ |
第9回 | 腸内細菌の役割 微生物と感染症バイオテクノロジーの新展開 |
第10回 | 遺伝子クローニング 生命工学 |
第11回 | ES細胞とiPS細胞 |
第12回 | 再生医療の現在と未来 |
第13回 | アポトーシスと老化 |
第14回 | 現在日本の抱える医療問題 医薬品適正使用とは |
第15回 | 大学とベンチャー企業ーバイオサイエンス事業ー バイオビジネス |
その他
教科書 |
吉村成弘 『大学で学ぶ 身近な生物学』 (株)羊土社 2015年 第1版
本書は、化学構造式や化学反応式ばかりでとても難しそうにみえる生命科学を、「身近に」感じてもらうことを主眼に書かれたものです。最初は難しいかもしれませんが、15回最後まで受講すれば「なるほど、これが現在医療に貢献する生命科学か」と、納得されると思います。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義終了時間15分前に、テーマを与えて簡単な小論文(レポート)を書いていただく。出欠の確認をする目的と毎回の授業の理解度を知るために行うものである。 |
質問への対応 | 講義終了後、教室にて受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
現代医療やバイサイエンスに興味のある学生諸君の積極的参加を望みます。 |