2016年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
| 科目名 | 宇宙の科学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 貴田 寿美子 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | N54N |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 様々な観測技術や、それらにより得られた観測結果と理論的背景を解説しながら宇宙の進化と構造を学ぶ。また、宇宙科学と身近な現象との繋がりを理解する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
PowerPointを利用した講義形式で進める。図・動画・表・グラフを多く用いて、解りやすく可視化させながら進める。適宜、課題の発表を行う。 |
| 履修条件 | 選択科目。宇宙物理学や天文学に好奇心を持って取り組める学生を歓迎する。義務教育で習う程度の物理学・地球科学の知識を持っていることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 『宇宙科学の入門』 基礎知識の確認 |
|---|---|
| 第2回 | 『電磁波』 電波、赤外線、可視光、紫外線、X線、ガンマ線の特徴 |
| 第3回 | 『天体観測-電波』 目では見えないものを観測する方法、電波干渉計、世界各地の電波望遠鏡 |
| 第4回 | 『天体観測-可視光・赤外線』 反射望遠鏡、屈折望遠鏡、赤方偏移 |
| 第5回 | 『天体観測-X線・ガンマ線』 X線・ガンマ線の望遠鏡、ガンマ線バースト、質量エネルギー |
| 第6回 | 『電磁波・天体観測まとめ』 第1~5回までの復習、宇宙科学ニュースを解説 |
| 第7回 | 『ノーベル物理学賞』 この時期に発表されるノーベル賞について解説 |
| 第8回 | 『太陽系-太陽・惑星』 太陽内部の核融合反応、太陽の寿命、ケプラーの3法則、惑星の分類 、太陽と地球の未来 |
| 第9回 | 『恒星』 星の明るさと質量・寿命、主系列星、恒星内部の核融合反応、超新星爆発 |
| 第10回 | 『銀河-銀河系・系外銀河』 ダークマター、渦巻き構造、銀河の分類、階層構造 |
| 第11回 | 『宇宙論』 宇宙論の歴史、ビックバン、インフレーション、宇宙マイクロ波背景放射 |
| 第12回 | 『太陽・恒星・銀河・宇宙論まとめ』 第7~11回までの復習、宇宙科学ニュースを解説 |
| 第13回 | 『科学的な思考力を養おう』 昼の空が青く見え夕焼けが赤く見えるのはなぜだろう?夜の月は黄色く見え昼の月は白く見えるのはなぜだろう? 身近な現象を科学的に考えてみよう |
| 第14回 | 『宇宙と人』 生命の起源、系外惑星の観測、地球外生命体 |
| 第15回 | 理解度確認テスト及び解説 |
その他
| 教科書 |
教科書は指定しませんが、ノートをとること。
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|---|---|
| 参考書 |
荒舩良孝 『宇宙の新常識100』 サイエンス・アイ新書 ソフトバンククリエイティブ 2008年
ニール・カミンズ (訳 加藤研一 吉本敬子) 『宇宙100の大誤解』 ブルーバックス 講談社 2005年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
講義内の課題、ノートの記録状況等の平常点(40%)+理解度確認テスト(60%)による総合評価 (注:出席回数が全体の5分の3に満たない者は学業成績の査定は行われません) |
| 質問への対応 | 講義開始前もしくは終了後。講義外の時間帯はメールでも対応します。 |
| 研究室又は 連絡先 |
詳細な連絡先は講義内に指示します。講義の前後は船橋校舎5号館講師室で対応します。 |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
身近で当たり前の現象について”なぜ?”と思える好奇心を持って取り組みましょう。 一過性の情報ではなく、長く記憶に残る知識を身に付けよう。 |